マイアミ(CNN) 米航空宇宙局(NASA)の人工衛星「UARS」の大気圏突入で、米東部時間の23日深夜から24日未明にかけ地上に落下したとされる機体部品の目撃談が、米本土やハワイから寄せられた。 米ミネソタ州メープルグローブ在住のアート・ディレクター、クリス・ラコウスキさん(35)は23日、落下する破片を見ようと午後10時ごろから注意していた。深夜に犬を外に出した際、夜空に「火の玉かホタルのような」光の一群を見たという。同氏はその光景をカメラに収め、CNNに寄せた。 NASAによると、UARSはアフリカ、北米上空を通過して米西海岸沖に落下したとみられる。大気圏突入時に合計26個、重さ約550キロの破片が燃え残ったとされるが、負傷者や建物などの被害は報告されていない。 米テキサス州サンアントニオでは、テレビカメラマンが夜空を飛んでいく明るい物体を撮影した。 ハワイのマウイ島に住むロバート・