お客さまと電話をしているとき、コールセンターのモニター画面には、カードを作る際に登録した住所や氏名、年齢、勤務先といった契約情報が表示されています。 つまり、督促の電話でオペレーターを罵倒するお客さまは、「私はこういう会社に勤務しています」「年収はいくらです」「何歳です」「どこそこに住んでいます」といった名札を付けて相手を怒鳴りつけているようなものなのです。 アノ大企業の社員曰く「お前、どうせヒラだろ?」 あるとき、私が督促をしたお客さまに、誰もが知っている一流企業にお勤めの男性がいました。そのお客さまは、電話口でいきなり「お前の役職は?」と尋ねてきました。「は、社員ですが・・・」と答えると、 「どうせヒラだろ? そんな権限のない奴が、なんでこの俺に電話してきてんの?」 と言ってきて、びっくりしたことがありました。自分に電話するなら、会社のもっと偉い人がかけてこい、というわけです。 その後