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学校と地域が互いに信頼し合い、協力し合って教育に当たるというコミュニティ・スクール(学校運営協議会)制度。その設置校の教育長の見解を聞く文部科学省主催の「コミュニティ・スクールの在り方を考える『熟議』」という会議が10月12日に都内で行われた。 「熟議」とは、現場からの意見を十分に聞いた上で、政策立案に役立てるという現政権の手法である。 コミュニティ・スクールは、「新しい公共型学校」ともいうべきもので、平成16年に改正された「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」に基づいて設置され、同年9月から施行された。学校運営協議会の役割は、(1)校長の作成する学校運営の基本方針の承認(2)学校運営について教育委員会または校長に意見(3)教職員の任用に関して教育委員会に意見――などとなっている。 コミュニティ・スクールは、今年4月現在、幼稚園36園、小学校428校、中学校157校、高校3校、特
いまどきのおしゃれな文化人になるためにはどうすればいいのだろうか。若いときに電気をふんだんに使ったコンサートをやって人気者になり、ニューヨークの高級マンションに住む。もちろん税金は大好きな米国に払って日本には払わない。 ▼菜食主義を一度は試し、電気自動車のコマーシャルに出る。還暦を過ぎれば流行の「反原発デモ」の先頭に立って、アジ演説をぶって拍手喝采される。目立ちたいのは文化人の業だが、もう少し本業に専念しては、と望むのは古くからのファンのないものねだりだ。 ▼いままで書いてきたのは架空の人物の話。ただ、ミュージシャンの坂本龍一さん(60)が、16日に17万人集まったと称する(実際は7万5千人程度だったが)反原発集会での演説は、おしゃれな文化人そのものだった。 ▼彼は、「たかが電気のために、この美しい日本の未来である子供の命を危険にさらすべきではない」とのたまった。確かに、たかが電気である。
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