来日したインターネット検索大手、米グーグルのマリッサ・メイヤー副社長は9日、東京都渋谷区のグーグル日本法人で会見し、携帯電話や固定電話に話しかけるだけで、探している店舗などを検索し、表示する新サービスを国内で展開するよう検討していることを明らかにした。 この検索サービスは「グーグル411」と呼ばれ、現在米国とカナダで提供している。利用者はグーグルの専用番号に無料ダイヤルで電話し、自分の所在地と探しているサービスを吹き込めば、該当する店舗などに電話を取り次いでもらえる。 例えば「カリフォルニア州マウンテンビュー」「ピザの注文」といえば、地域のピザ店のリストが音声で流れ、そこから気に入った店を選び、注文できる仕組み。また携帯電話経由なら、メールで店舗情報や地図などを得ることもできる。 メイヤー副社長は「ウェブサイトに言葉を入力して行う従来の検索サービスとは違う、極めて新しい検索手法」と述べ、将