矢野経済研究所は12月6日、国内ライフログ市場についての調査結果を発表した。調査によると、2011年度のライフログ市場規模は前年度の3倍となる10億6000万円となる見込み。大半は、個別提供型の有料サービスを提供する一部の事業者の売上高で占められているという。 全国の18~69歳までの男女400人を対象にしたライフログの認知度やライフログサービスについてウェブアンケート調査で、ライフログという言葉自体の認知度(「よく知っている」「やや知っている」)は全回答者のわずか5.8%だった。 一方、ライフログという言葉の意味や具体的なサービス例などを示した上で今後の利用意向を聞くと「是非利用したい」「やや利用したい」が全回答者の48.6%となり、ライフログサービスの潜在顧客が存在することが明らかになった。 年々蓄積されているライフログの情報量は今後も増加し、分析、解析できるユーザー数の幅が拡大して、