RDF製造施設(左)に出入りする消防隊員ら=9日午前11時42分、三重県桑名市多度町、姫野直行撮影 9日午前9時20分ごろ、三重県桑名市多度町力尾にある桑名広域清掃事業組合のごみ固形燃料(RDF)製造施設の4階から出火したと、施設の従業員から119番通報があった。桑名署や桑名市消防本部によると、消防車と救急車計10台が出動。間もなく下火になったが、初期消火にあたった従業員13人が煙を吸い込んで気分が悪くなったため、市内の病院に搬送された。いずれも軽傷だという。 RDF製造施設は鉄筋4階建て。県企業庁のRDF発電施設と同じ敷地内にある。 事業組合によると、同日午前8時半ごろ、4階で煙が上がっているのを従業員が見つけ、消火しようとしたが出来なかったため、119番通報したという。消防本部によると、火はくすぶり続け、午後0時25分に鎮火した。 RDF製造施設は桑名市など2市2町で事業組合を