「寿がきや」「台湾まぜそば」が生まれた名古屋数ある「名古屋めし」に隠れがちだが、名古屋のラーメンも個性的だ。 ひつまぶし、味噌カツ、味噌煮込みうどん、あんかけスパゲティ…。愛知県名古屋市で愛される個性豊かな「名古屋めし」に隠れがちだが、実は名古屋のラーメンも個性的なものばかりだ。 豚骨スープに魚介の和風テイストを加えた、元祖「豚骨魚介ラーメン」とも言われる『寿がきや』は、1946(昭和21)年創業の甘味処がルーツ。今も一杯330円という破格の値段でラーメンを提供しつつ、一緒にソフトクリームなどの甘味も楽しめる、名古屋人にとって憩いの場として日常に溶け込んでいる。 また、全国に広がりを見せつつある「台湾まぜそば」は、2008年に名古屋の『麺屋はなび』が名古屋のご当地ラーメン「台湾ラーメン」をヒントに考案したメニュー。今では各地で模倣したメニューを出すラーメン店が続出し、その知名度は全国区とな