ブログ「FOSS Patents」を執筆するFlorian Mueller氏は米国時間1月21日、「Android 2.2」のソースコードに含まれる37のファイルを調査する記事を投稿した。これらのファイルは、Oracleの「Java」テクノロジのファイルと一致し、Oracleが2010年に買収したJavaの開発元であるSun Microsystemsによって「PROPRIETARY/CONFIDENTIAL」(社外秘/機密情報)と書かれていた。 Oracleは2010年8月、「Android」とAndroidの中で使用される仮想マシン「Dalvik」が、Sun買収により現在はOracleが保有する著作権と特許を侵害しているとして、Googleを提訴した。同社はその後、訴状を修正して、両技術のコードの1行ごとの比較結果を追加した。Googleは後にそれを、誤解を招く情報であると主張した。 M
文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:菊地千枝子 2008-11-11 06:28 どちらが最初だったのか?Googleが「Google Pack」を「StarOffice」から外したのが先か、それともSunがMicrosoftの「Live Search」を装備したMSNツールバーを「Java」ランタイムとともに配布することに合意したのが先か? われわれにはたぶん知る由もない(少なくともSunの最高経営責任者(CEO)のJonathan Schwartz氏がこれについてブログで書くまでは)。しかしこの米国時間11月10日に発表されたSunとMicrosoftとの間の新しい協約は、両社の間のJavaをめぐる歪んだ歴史を踏まえると、ほかのことはともかく、皮肉なものである。 (1997年にSunはMicrosoftがSunのJava技術を悪用したと
Sun MicrosystemsとMicrosoftが共同で何かするというニュースを聞けば、たいていは、数年前の裁判での和解によって生まれた、非常に専門的な企業間コラボレーションだった。 しかし、両社は米国時間11月10日、一般消費者向け分野での取り組みを発表した。Sunは、同社の「Java Runtime Environment」をダウンロードする「Internet Explorer」ユーザーに対して、「MSN Toolbar」の配布を始めることにしたのだ。 両社によれば、SunのJava Runtimeは1カ月に数千万件ダウンロードされているという。 「今回のSun Microsystemsとの合意は、弊社の検索サービスを確実に広く普及させるといういうわれわれの戦略にとって重要な新しい第一歩であり、これによってさらに何百万という人々が『Live Search』のメリットを体験できるよう
Googleが社内で利用するOSについて、現行の修正版Linuxディストリビューションに追加する候補として、Sun MicrosystemsによるUNIX系統の「OpenSolaris」をGoogleが積極的にテストしているとComputerworldが伝えている。OpenSolarisについてGoogleで積極的な実験が行われていることは筆者も承知しているが、Linux離れというのは、少なくとも短期的にはありえないと思う。 Google外の情報筋によると、Googleのサーバでは現在、同社のエンジニアが修正を加え余分なものを取り除いた「Red Hat Linux」が動いている。最近Googleへの就職面接を受けたSolarisシステムのある管理者は、その場にいたGoogleの従業員から、同社は独自に修正を加えたOpenSolarisを作ってテストする計画だと伝えられたと語っている。 Op
10年前に始まったSun MicrosystemsとMicrosoftの間のJava戦争をリアルタイムで経験した人間にとって、当時の苦い思い出がよみがえり始めた。 今週初め、Googleは携帯電話ソフトウェアプロジェクト「Android」用のプログラミングツールをリリースしたが、これらのツールは既存のJava標準仕様の設定プロセスを避けて、Google独自のJavaを採用している。Sunは米国時間11月14日、GoogleのAndroidプロジェクトはJavaを互換性のない各種のバージョンに分断化する可能性があると懸念を表明してこれに応じた。 「何であれ、多様な、または分断化されたプラットフォームを生み出すものは(開発者の)利にかなっているとは言えない」とSunソフトウェア部門担当バイスプレジデントのRich Green氏は、サンフランシスコで開催中のOracle OpenWorldで記者
Sun MicrosystemsとGoogleが米国時間4日、提携を発表する。一部のアナリストらは、両社がこの協同の取り組みを通じて、OpenOffice.orgとJavaソフトウェアパッケージについて検討するのではないかと推測している。 Google CEOのEric SchmidtとSun CEOのScott McNealyは、4日にカリフォルニア州マウンテンビューで開く報道向け発表会の席上で、この計画の詳細を発表する予定だ。両社はこの提携を利用して、Microsoftの支配するパーソナルコンピューティング分野を、Googleが得意とするネット上へとシフトさせようとしている可能性がある。 この目的に対し、両社には互いに補完しあえる資産がある。Sunにはオープンソースの「OpenOffice.org」とそれから派生した「StarOffice」がある。また同社のJavaソフトウェアは、ネッ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く