昨日の午後9時からNHKで放映されていた、NHKスペシャル「日本海軍 400時間の証言」第一回を、先ほど鑑賞しました(今回はちゃんと録画できました)。 (画像はNHKホームページより) ご覧になった方も多いかと思いますが、この番組は海軍の将官や佐官が昭和末期から平成初期にかけて、原宿に集まって完全非公開で行った「反省会」つまり意見交換会の録音テープを基に、戦前から戦中にかけての海軍上層部に蔓延していた「空気」や、史実のような状況および結果を招いた原因や構造についての当事者による分析などを探ろうという、全三回シリーズの第一回です。今日と明日に、第二回と第三回が放送される予定です。 「あの戦争と同じ失敗を繰り返さないため」と言いながら、交わされた意見の内容を非公開にしていたというのは、一見すると矛盾しているようにも思えますが、私は結果的にそのような完全非公開の形で会合を継続したのは正解だったと