これは、人生の副作用──“なにもない”現状を映した、illiomoteの新作EP
幼稚園からの幼馴染、YOCO(Vo,Gt)と MAIYA(Gt,Sampl)から成るユニット、illiomote。作詞からトラック・メイクまでを自身で手がけており、ロックからポップス、レゲエ、ヒップホップなど、その時々のモードを反映した楽曲を制作してきた。そして今回、2022年4月から3ヶ月連続配信シングルとしてリリースされた3作品(うち1曲は、テレビ・アニメ「BIRDIE WING」挿入歌)と、先行配信シングルとして注目を集めていた“A.O.U”を含む、全7曲を収録したサード・EP『side_effects+.』をリリース。これまでハッピーなバイブスを届けてきたふたりだったが、今作はコロナ禍などに影響を受け、「なにも救われないんじゃないか」と苦悩の末に生まれた1枚だという。とことん現実と向き合ったからこそ生まれた、リアルな新作EPについて、ありのままの言葉で語ってもらった。
いまを切り取る、illiomoteのサード・EP