疑惑の指し手、トップ棋士ら「普通の手。棋士なら指せる」
三浦弘行九段(42)に不正の証拠なし--。将棋界を揺るがした将棋ソフトを使った「カンニング疑惑」に26日、弁護士で構成された第三者調査委員会が見解を示した。一貫して疑惑を否定していた三浦九段。調査に応じたトップ棋士の多くも、その着手を「普通の手。棋士なら指せる」と意見したという。
元検事総長の但木敬一委員長が調査概要を説明、質問に応じた。委員会設置から約2カ月、三浦九段も複数回聴取したといい、調査結果については「指摘された疑惑について、できるだけのことはやれた。これ以上しても同じではないか」と自信を見せた。
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