国政選挙
国政選挙ニュース
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亀岡偉民元衆院議員、書類送検後も沈黙 裏金逆風で切羽詰まったか
2024/12/27 10:47 1463文字10月の衆院選を巡り、公職選挙法違反(寄付の禁止)の疑いで書類送検された自民党の亀岡偉民(よしたみ)・元衆院議員(69)は、過去2回連続の比例復活のため党の方針で比例重複立候補ができない「背水の陣」だった。政治資金収支報告書に不記載・誤記載もあり、党派閥の裏金事件の逆風にさらされていた。書類送検が
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告発兵庫知事
年収1000万円も 選挙ユーチューバー「政治信条より再生数」
2024/12/24 05:00 2950文字皇居近くのお堀沿いにある東京都千代田区役所。10日午後、4階にある会議室の外で、2人の男性ユーチューバーが座り込んでいた。中では、2025年2月に投開票される区長選と区議補選の立候補予定者説明会が開かれている。2人の目当ては区長選に立候補予定の新人女性だった。 【主な内容】 ・「会いに行けるリアリ
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自民・甘利氏、衆院選への不出馬表明 10月に落選、政界引退はせず
2024/12/22 08:50 451文字10月の衆院選で落選した自民党の甘利明元幹事長(75)が21日、次期衆院選へ立候補しないと表明した。政界からは引退せず、経済安全保障分野を中心に政治活動を続ける意向も示した。相模原市で記者団に「議席回復のために時間を全部使うよりも有効だとの結論に至った」と述べた。 自身の後任に関し「後援会や党県連
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「スマホ画面をジャック」 立花氏と「切り抜き職人」の兵庫SNS選挙
2024/12/19 15:00 2367文字選挙において今ほどSNS(ネット交流サービス)が注目されたことはない。SNS選挙の功罪を、白鳥浩・法政大大学院教授(現代政治分析)が兵庫県知事選を例に読み解く。白鳥教授へのインタビュー1回目(全2回)。 <主な内容>・失職後のマスコミ報道「エアポケット」・タイパとコスパ SNS情報の優位性・「知
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強かった動画、データで顕著 「ネット世論」で得票の兵庫知事選
2024/12/18 07:00 2599文字ネット選挙の解禁から10年余り。SNS(ネット交流サービス)での支持が得票につながる動きがでてきた。11月の兵庫県知事選のデータでも顕著に表れた。【稲垣衆史、隈元悠太】 <主な内容> ・変わった潮目 ・Xと動画の違い ・確証バイアス→分断 ・斎藤氏、石丸氏の街頭演説データを分析すると……
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「ガラスの天井」破るには?女性の政治参画に尽力、引退の立憲議員
2024/12/17 14:00 2921文字日本で初めて女性の参政権を認めた改正衆院議員選挙法が公布されて17日で、79年となる。10月の衆院選では過去最多となる女性候補が当選したが、同じ月に国連の女性差別撤廃委員会が、女性議員を増やす措置を講じるよう日本政府に勧告したように、まだまだ「男女均等」にはほど遠い。 女性の政治参画に尽力し、衆院
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公明代表、衆院選の重複立候補容認に含み 党の方針見直しか
2024/12/15 18:03 263文字公明党の斉藤鉄夫代表は15日放送のBSテレ東番組で、衆院選の小選挙区と比例代表に重複立候補を認めないとしてきた党方針の見直しに含みを持たせた。「覚悟を示すために重複しないのが伝統だった。今後はしっかり考えたい」と語った。先の衆院選は小選挙区に11人を擁立したが、いずれも比例重複せず、石井啓一前代表
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わかりにくい?最大野党の自負? 立憲、補正予算案で「奇策」の裏側
2024/12/15 05:30 2284文字10月の衆院選で自民、公明両党が過半数を割り、ハングパーラメント(宙づり国会)の状態となった国会で、野党第1党の立憲民主党が主導権を握るための試行錯誤を続けている。12日に衆院であった2024年度補正予算案の採決では、能登半島支援に向けた修正を政府・与党側にのませる一方で、その修正が反映された予算
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「選挙の神様」が語る名古屋市長選 河村たかし氏の影響力
2024/12/14 06:00 1509文字前名古屋市長の河村たかし衆院議員(76)が後継指名した元副市長、広沢一郎氏(60)が11月の市長選で初当選を果たした。当初は自民、立憲民主、国民民主、公明の4党が相乗り支援した候補者との接戦が予想されたが、フタを開ければ広沢氏の圧勝だった。「選挙の神様」と呼ばれる選挙プランナー、藤川晋之助氏(71
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自民の落選元議員「決定的な戦略ミス」 首相との異例の懇談で
2024/12/8 19:12 1352文字石破茂首相(自民党総裁)は8日、10月の衆院選で落選した党所属の元議員らとの懇談会に出席した。公示前から60議席以上減らす大敗を喫した執行部に対する批判や、少数与党に転じたことで政治改革などで「受け身」の対応が目立つ執行部に対し、自民主導で政策アピールをする攻めの姿勢を求める意見が相次いだ。自民が
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維新、参院選1人区の野党予備選素案 来年通常国会までに
2024/12/8 17:57 210文字日本維新の会の吉村洋文代表は8日のフジテレビ番組で、来夏の参院選改選1人区での野党候補一本化に向けた「予備選」素案を、来年の通常国会開会までにまとめ、他の野党に提示する方針を明らかにした。「改選1人区の一本化を絶対やるべきだ。そこは立憲民主党の野田佳彦代表の意見と完全に一致する」と述べた。 同じ番
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東京都議選と参院選での勝利以外に「党再生なし」 公明・斉藤代表
2024/12/7 15:47 505文字公明党の斉藤鉄夫代表は7日、各都道府県本部の幹部を党本部に集めた「全国県代表協議会」のあいさつで、来年の東京都議選、参院選について「この二つの政治決戦で勝ち抜く以外に(党の)再生はない。たとえ、どのような状況になろうとも断じて勝利するため、全議員が心を一つにして走り抜きたい」と決意を述べた。 公明
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立憲、国民民主と「共通政策協議会」設置へ 来夏の参院選に向け
2024/12/5 18:23 308文字立憲民主党の重徳和彦政調会長は5日、来夏の参院選に向け、エネルギー政策などの基本政策について国民民主党と協議する「共通政策協議会」を設置し、年内にも初会合を開くと表明した。両党の政調会長らのほか、支援組織・連合の組織内議員が参加。2024年度中の政党間合意を目指す。 エネルギー政策のほか、経済▽外
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石破首相、衆院選での政策活動費の使用を否定 衆参代表質問
2024/12/3 15:41 766文字石破茂首相は3日、衆参両院の本会議にそれぞれ出席し、代表質問に臨んだ。使途公開が不要な政策活動費を巡り、「使い方は抑制的でなければならないと考えていた。先の衆院選で選挙運動のために支出していない」と述べ、10月の衆院選での使用を否定した。また、来年夏の参院選で裏金問題に関与した候補者の党公認・非公
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牧原前法相、次期衆院選に埼玉5区から不出馬表明 「世代交代必要」
2024/11/29 21:08 447文字10月の衆院選で落選した牧原秀樹前法相(53)は28日、次の衆院選で埼玉5区からは立候補せず、後進に道を譲る意向を自身のフェイスブックで表明した。「(比例復活がならなかった)今回は決定的な民意が示された」として、自民党県連が今後実施する埼玉5区の支部長公募に応じない考えという。 牧原氏は「世代交代
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玉木氏のキャラ活かした動画「大きく寄与」 国民民主・衆院選総括案
2024/11/29 20:15スクープ 506文字国民民主党がまとめた10月の衆院選に関する総括の原案が判明した。SNS(ネット交流サービス)戦略について、「玉木雄一郎代表と榛葉賀津也幹事長が出演するショート動画を多数投稿した」とし「バズったコンテンツのオマージュや代表と幹事長のキャラを活かした動画の多くが1万回再生を超え、無関心層へのアプローチ
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衆院選の選挙違反 72件60人を摘発、うち12人逮捕 警察庁
2024/11/27 17:03 260文字警察庁は27日、10月の衆院選の選挙違反の取り締まりで、投票30日後の今月26日までに全国の警察が72件、60人を摘発し、うち12人を逮捕したと発表した。 いずれもポスターを破るなどの自由妨害や買収などの公職選挙法だった。2021年の前回衆院選の同時期より15件増加する一方で逮捕者は2人減った。
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裏金問題、2000万振り込みのスクープも 共産党が伸びないワケ
2024/11/27 05:30 2351文字今回の衆議院選挙で、共産党は公示前の10議席から8議席に後退した。 派閥の裏金問題など、自民が大幅に議席を減らす大きな要因を党機関紙「赤旗」が報じて存在感を示したが、比例得票数も減らした。 なぜか。専門家や元党職員は「党の閉鎖性に問題がある」と口をそろえる。【隈元悠太、宮城裕也】 <主な内容>
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松本純元国家公安委員長、次期衆院選に不出馬 麻生太郎氏の側近
2024/11/22 21:50 412文字衆院選神奈川1区に自民党から出馬し、落選した松本純元国家公安委員長(74)は22日、次期衆院選に出馬しない考えを党県連幹部に伝えた。麻生太郎党最高顧問の側近として知られる松本氏は、毎日新聞の取材に「そろそろ後進に道を譲る時期を迎えた。次の世代を育てる余力を残し、責任を果たしたい」と述べた。 薬剤師
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岸田前首相が「再始動」 議連立ち上げで「再登板」も視野か
2024/11/22 19:27 1030文字自民党の岸田文雄前首相は22日、岸田政権で進めてきた「貯蓄から投資へ」のさらなる加速に向けた「資産運用立国議員連盟」を設立し、初会合を国会内で開いた。岸田氏の議連立ち上げは首相退任後初めて。岸田政権の看板政策だった「資産運用立国」の旗振り役として「再始動」し、党内で存在感を高めていく思惑もありそう
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