奈良

常翔学園が準々決勝へ　天理を降す　全国高校ラグビー

　第104回全国高校ラグビー大会（毎日新聞社、日本ラグビー協会、全国高校体育連盟、大阪府、大阪府教委主催）は1日、東大阪市花園ラグビー場で3回戦があり、常翔学園（大阪第3）が天理（奈良）を17―10で降し、準々決勝に進んだ。

くる100年・ゆく百年

鹿しか勝たん／しが直哉筆録／しかとご署名／夢の跡しか…／AIが2125年描くならば　／奈良

　2025年は「昭和」の元号が続いていれば100年目の節目だ。この間、世の中は大きく変わり、現代の私たちは昭和の人々が想像すらできなかったような時代を生きている。これから世界はどう変わるだろうか。奈良の「昭和100年」を振り返り、初夢代わりに次の100年に思いをはせたい。　◇鹿しか勝たん　1931年

くる100年・ゆく百年

スティーヴ・エトウさん／岩戸晶子・奈良大教授／大谷徹奘・薬師寺執事長　／奈良

　◇音楽家　いつしか、町のとりこに　スティーヴ・エトウさん（66）　歴史が紡いだ世界に誇る文化を持ちながら、人も建物も混み合っていない。都会ほどせかせかしておらず、さほど不便でもない。この「ちょうどいい感じ」は次の100年も変わらないでしょう。変わってほしくない。　布袋寅泰さんや堂本剛さんのライブに

奈良市の窓口対応時間短縮　来月3日から　／奈良

　奈良市は2月3日から、住民票の写し発行などの受付や電話対応の時間を午前9時～午後5時に短縮する。市庁舎や企業局、行政センターや出張所など計17施設が対象。　「働き方改革」の推進に向けた取り組み。併せて、オンライン申請などデジタル技術を活用した市民サービスを向上させる。　市の窓口対応時間は現在、職員

全国高校ラグビー

2回戦　天理、快勝で年越し　5T奪い、埼玉・昌平に36－8　／奈良

　東大阪市花園ラグビー場で開かれている第104回全国高校ラグビー大会（毎日新聞社など主催）で、県代表でシード校の天理は初戦となる昌平（埼玉）との2回戦に臨み、36―8で快勝した。前半に2点差に迫られる場面もあったが、後半は失点を許さず立て続けにトライを決めて突き放し、3年連続の3回戦進出を決めた。次

全国高校ラグビー

2回戦　天理、快勝で年越し　監督・主将の話　／奈良

　◇流れ引き寄せた　王子拓也監督　前半は思い通りいかない場面もあったが、後半に敵陣に居続けられたことで流れを引き寄せることができた。次に戦う常翔学園は伝統校で、対戦できて光栄。天理らしいラグビーができるよう準備したい。　◇攻撃対策できた　内田旬主将　前半に10点差をつけたところで少し油断し、ゴール前

天理が昌平を破り3回戦進出　全国高校ラグビー

　第104回全国高校ラグビー大会（毎日新聞社、日本ラグビー協会、全国高校体育連盟、大阪府、大阪府教委主催）は30日、東大阪市花園ラグビー場で2回戦があり、天理（奈良）が昌平（埼玉）を36―8で降し、3回戦に進んだ。　天理は1月1日の3回戦で常翔学園（大阪第3）と対戦する。

仏像すっきり清らかに　薬師寺でお身拭い　奈良　／奈良

　奈良市の薬師寺で29日、歳末恒例のお身拭いがあった。金堂の薬師三尊像（国宝）などのほこりを落とし、迎春の準備を整えた。　寺では朝から仏に供える鏡餅などをついた。もち米を蒸す際に沸かした湯を使い、僧侶が白い浄布（じょうふ）で仏像の御体を拭いて清める。　大勢の参拝者が見守る中、薬師如来像とその両脇に構

スーパーを“手作り”で　住民の力結集　コンビニ跡に整備　「買い物不便」高齢者の声受け　奈良　／奈良

　◇鼓阪小学校区　唯一の店舗、廃業し　食材の販売店が少ない東大寺近くの鼓阪（つざか）小学校区（奈良市雑司町）で、地元住民が“手作り”でスーパーを開くプロジェクトを始動した。10年以上前に閉業したコンビニ跡を再生し、総菜を中心に高齢者らが求める食材をそろえる店を目指す。地域活性化に向けた取り組みの一環

明石家さんまさん母校のまち　住民の力でスーパー整備計画始動

　食材の販売店が少ない東大寺近くの鼓阪（つざか）小学校区（奈良市雑司町）で26日、地元住民が“手作り”でスーパーを開くプロジェクトを始動した。10年以上前に閉業したコンビニエンスストア跡を再生し、総菜を中心に高齢者らが求める食材をそろえる店を目指す。地域活性化に向けた取り組みの一環で、将来的に企業型

能登2分社の復興支援へ　地震で被害　寄進料半額を充当　／奈良

　春日大社は能登半島地震で被害を受けた石川県珠洲市飯田町の春日神社と、同市若山町の二子神社の2分社の復興支援に新年から乗り出す。春日神社は2016年春日大社式年造替（しきねんぞうたい）の際、氏子らが奉賛行事を行うなど縁が深い。　春日大社によると、2分社とも倒壊か倒壊寸前だが、被災から1年たっても復興

製材所、倉庫全焼　隣接住宅3棟も　三郷・けが人なし　／奈良

　28日午前11時半ごろ、三郷町勢野東5の製材所「岡田商店」から出火し、製材所と倉庫を全焼した。隣接する住宅3棟に延焼し、いずれも全焼した。けが人はいなかった。　西和署の調べでは、ほかに付近の住宅1棟と集合住宅の一部、駐車してあった車8台を焼いて約5時間後に鎮火した。同署が出火原因や焼失面積を調べて

全国高校ラグビー

天理　Vへ「一戦集中」　あす昌平（埼玉）と初戦　戦術理解度や守備　上達に自信　／奈良

　第104回全国高校ラグビーフットボール大会（毎日新聞社など主催）に3年連続66回目となる出場を決めた県代表・天理はシード校として30日午後2時半、昌平（埼玉）と対戦する。35年ぶり7度目の日本一に向け、選手らは最後の調整に余念がない。【田辺泰裕】　宿舎入り後初の練習となった27日、大阪市内の練習場

幸せ呼ぶ白蛇、大型絵馬に　郡山八幡神社　中学生が奉納　大和郡山　／奈良

　2025年の干支（えと）「巳（み）」にちなみ、大和郡山市立郡山中の美術部員がヘビを題材にした大型絵馬（縦約90センチ、横約1・6メートル）を郡山八幡神社（同市柳4）に奉納した＝写真。拝殿に掲げられ、初詣客を迎える。　奉納は13年目で、2巡目に入った。東川佳穂部長ら2年生がデザインや配色を考えて制作

五穀豊穣願い、しめ縄　春日大社で掛け替え　奈良　／奈良

　新年を前に奈良市の春日大社で28日、本殿前にある樹齢約1000年の大杉（高さ約25メートル、幹回り約8メートル）のしめ縄が掛け替えられた。しめ縄は長さ約8メートル、直径約15センチ。春日大社に奉仕する大和士参勤春日講が毎年奉納している。　メンバーらがはしごを使って大杉に掛け、神職が紙垂（しで）を飾

来夏参院選　参政が黒川氏擁立　「弱者の支援を」　／奈良

　参政党県連は27日、来夏の参院選奈良選挙区（改選数1）に、新人で美容室運営会社経営の黒川洋司氏（53）＝生駒市＝を党公認で擁立すると発表した。同選挙区への出馬表明は黒川氏が初めて。　黒川氏は大阪市出身。自身もかつて非行に走った経験から、少年院などの出所者を進んで雇うことで更生と再犯防止を目指す「職

県がJTBを提訴　コロナ業務過払い　6012万円返還求め　／奈良

　県発注の新型コロナウイルス関連業務で委託料を過大請求したとして、県は27日、旅行大手のJTB（東京）に約6012万円の返還を求める訴えを奈良地裁に起こした。　訴状などによるとJTBは2021～23年、飲食店の感染対策認証や補助金交付のための契約を計33件、県と締結。うち9件について勤務者数や日数を

昼間に除夜の鐘　幼子も体験　五條・生蓮寺　／奈良

　幼い子どもたちにも除夜の鐘突きを体験してもらおうと、五條市二見の生蓮寺は31日の午後1～3時、「昼間の除夜の鐘突き」を行う。参加は自由で無料。　地域で少子高齢化が進み、夜間の行事に参加しづらい人が増えたことを考慮して、高畑公紀住職（47）が2019年から、子どもや高齢者にも安全に参加してもらおうと

インフル流行　警報レベルに　県、注意呼び掛け　／奈良

　県は27日、県内で季節性インフルエンザの流行状況が警報レベルになったと発表した。移動が増える年末年始にかけて感染拡大が続くとみられるといい、マスク着用や換気、手洗いなどの対策を徹底するとともに、重症化リスクの高い高齢者らが家族と会う際などには注意するよう呼び掛けている。　県が感染症の動向を調べてい

ミステリー香る考古学　県内遺物100点展示　清張ら小説舞台　橿考研博　／奈良

　特別陳列「ミステリー小説のなかに考古学が登場する件」が、橿原市畝傍町の県立橿原考古学研究所付属博物館（橿考研博）で開かれている。古代史研究家としても知られる松本清張の作品など、奈良は多くの小説の舞台になっており、“ミステリー遺跡探訪”をいざなう展示だ。2025年1月19日まで。【皆木成実】　清張フ