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2025-01-13

anond:20250112200704

千里の馬は常に有れども伯楽は常には有らず」ってことわざ、知らない?

2025-01-09

anond:20250108170254

もし本当に、そのことわざが(n=1)であるならば、現代まで残っていないと思うんだよね。

狂人戯言程度に扱われて、後世まで伝わらない。

最初に言い出した人にとっては、確かに(n=1)であったかもしれないが、

令和の今となっては、(n=1)なわけがない。

2025-01-08

ことわざ最後に(n=1)を付けると無効化できる

・二度あることは三度ある(n=1)

犬も歩けば棒に当たる(n=1)

・仏の顔も三度まで(n=1)

急がば回れ(n=1)

バカとハサミは使いよう(n=1)

2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する①

1-01「オン・ザ・ロードジャック・ケルアック 青山南訳★★

確かこれが初めて読んだビートニック文学の一つだった。車でアメリカ大陸の各地を巡っては行き当たりばったりの旅をする話で終わりも尻切れトンボ、「なんだこりゃ」とひっくり返りながら読んだ。だが、こいつら一生そのまま放浪するんだろうなという感じがあっていい。ちなみに、これ以降も細部には触れないとはいえネタバレガンガンかましてくので嫌な人は読まないでほしい。あと、この文章は半ばが自分語りというか、酔っ払いが管を巻いているようなものだと思っていただきたい。そもそもこの感想だってほとんどが曖昧記憶と印象を頼りに書いているのであり、いたっていい加減なものだ。そもそも、僕は正規文学教育を受けていない、一介の理系アラフォーおっさん文学少年崩れに過ぎないのである

ところで、これを薦めてくれた友人は「ブローティガンを読むといい」と教えてくれた。文学サークル村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の幻想パートをもとにした小説を書いていた僕に、その元ネタの一つだと言って手渡してくれたのが「西瓜糖の日々」だった。妙な世界なんだけれども向こうは完全に常識だと思っている語りがすごく好きだし、こちらの世界存在する物事がいくつか欠落しているのもなんだかいい。

なお、厳密には池澤夏樹文学全集ではなく文庫版で読んだのだけれど、訳者が同じだったのでここに記載する。そもそも全部順番に読んだわけじゃないしね。

1-02「楽園への道」マリオバルガス=リョサ 田村さと子訳★★★

年端もいかない少女同棲したり酒を飲んでだらしない生活をしたりするゴーギャンとその祖母過激派フェミニストの二人を主役に据えたお話。この二人が現実に同じ一族から出ているのがまず面白いのだが、自分が生きたいように生きたというかそういう風にしか生きられなかった点ではよく似ている。型どおりに生きられないのよね。

このゴーギャン祖母フローラトリスタンは、作中ではどこにでも出かけては結婚制度有害さで一席をぶったり、関係ないときにも社会改革の話をしたり、貴族の子弟が幼い少女の性を慰み者にしたと突然告発したりと、かなりアグレッシブな人のようにも書かれているのだが、当時の人権状況はそれ以上にヤバかったってのは頭の中に入れて置かないといけないし、彼女キャラは作中の誇張もあるだろう。余談だけど作中で言及されるフーリエ空想的社会主義って輪廻転生や数万年後の未来史を含んでいて結構オカルトっぽいのね。

1-03「存在の耐えられない軽さ」ミラン・クンデラ 西永良成訳★★★★★

タイトルがまずかっこいい。

プラハの春ソ連侵攻前後チェコ舞台にした四角関係小説なんだけれど、いろんな人の現実に向き合う態度が批評されている。その中で全体主義に埋もれてしま人間の弱点を指摘しているのだけれども、真摯というよりもどこか軽やかというかシニカルだ。ドイツことわざにいわく、「一回やっただけではやったことにならない」。しかし、人生は一度きり。さて、それでは本当に生きることってできるのか? 屁理屈のようだが、深刻な問いだ。

時系列が入り組んでいるし、作者がちょくちょく顔を出してスターリン収容所で死んだ息子とか関係なさそうな話をするもんだからちょっとややこしいんだけれど、浮気者外科医政治の嵐で一介の窓ふき職人として暮らしているっていう設定の恋愛劇、面白そうでしょ?

ちょくちょく出てくる作者の言葉、これは政治批判というよりも、人間の弱さや神の不在に対する諦念に近い。でも、例えば美しい理念に酔って自己満足に浸る「キッチュ」な態度をはじめとして、クンデラ作品でうまく言語化されていることは多い。個人的純文学は基礎研究だと思っていて、みんな知っているけれども名づけていない(しばしば望ましくない)感情名前を与えることがその役割の一つだ(余談だが、僕は政治的にはかなり左寄りなんだが、リベラルの人が正しさ競争というか、自分がどれだけアンテナ意識が高いかを鼻にかけてしまう瞬間に気づくことがあり、そんなときにたいそう居心地が悪いし、無数の人が実際に正しいかどうか自分の中で検討せずに「価値観アップデート」していくのがプロパガンダみたいですごく怖い。まず自分価値観内面をどうするかは完全に個人問題なのに、価値観思想にまで触れてこようとするのが見知らぬ他人ベタベタした手がどこからともなく伸びてくるみたいだし、何も考えずにアップデートした人たちはバックラッシュが起きたときに結局それに流されて、下手すりゃ前よりも悪化してしまうだろう。たぶんリベラリズムが好きでもリベラリストはそうでもないんだ。閑話休題)。

作者の顔が割と見えるというか、虚構虚構であると割り切っているところがあるのがクンデラメタフィクション風の長編なのだけれど、芥川龍之介の「煙草悪魔」を読んで以来、こういう語り口がすごく好きなのだ。そういうわけで、某創作講座でメタフィクションを書いたら「言い訳しながら小説を書くな」「このままでは一生成功はおぼつかない」とボロクソに貶されたことがある。悲しい。

あとは、登場人物普通にモテるので、そういうのが気に食わない人にはあまりおめしない(というか、クンデラ小説キャラってときおり人生における性的快楽の総量を最大化しようと行動している節がある)。僕がテレビドラマを見ないのもそれが理由だ。自分よりも顔のいい男がモテているのを、労働ですり減って帰って来たあとに見る気にはなれないし、ではモテていなければどうなるかと言えば、自分不器用な振る舞いを指差して笑っていると感じるのである笑。

それはさておいてクンデラ面白かったので何冊か買ったし、再読もした。

1-04「太平洋防波堤/愛人 ラマン/悲しみよ こんにちはマルグリット・デュラス 田中倫郎・清水徹訳/フランソワーズ・サガン 朝吹登水子訳★★/★★/★★

これは読むタイミングがあまりよくなかったなと感じている。というのも、この本を読んでから数年後に、経済的には困っていないか経済的には困っているのだけれども事態解決しようとしない自堕落貴族金持ちの話を読むのが猛烈に好きになった時期があるのだ。たぶん金に困らない奴がうだうだする話が好きになったのはプルースト失われた時を求めて」以来だ。「人間は暇になると恋愛遊戯に走るか、虚飾にまみれた儀礼を作るか、格付けや番付を作り始める」という趣旨磯田道史「殿さまの通信簿」か何かの記述を思い出す。あらすじを調べると、上の感想とはかなり懸け離れてるのだが、読んだ内容と心に残していくものは若干ずれているものだ。

1-05「巨匠とマルガリータミハイル・ブルガーコフ 水野忠夫訳★★★

この話は基本的には悪魔が魔術・幻術で社会をひっかきまわすドタバタなのだが、冒頭の首ちょんぱがお好きならハマる。背景のイエス・キリスト実在とか彼の処刑にかかわったピラトの救済とか(を描いた劇中劇)はわからなくてもいい。勢いがすごい。ブルガーコフはこういうドタバタが多い。強烈なのは犬の心臓」で、これは犬を手術で人間にしたらガラの悪い野郎になって人間権利侵害するようになるんだが、これはどう見ても革命に乗じてやりたい放題やっているならず者風刺である。「運命の卵」は確か放射線かなんかを当てた卵からかえった動物が巨大化して街を襲う怪獣大行進である

自分悪魔の話が好きだ。ゲーテファウスト」のように際限なく願いを叶えるのも好きだし、アシモフ小悪魔アザゼル18の物語」のように、悪魔契約を忠実に守るが穴があり、うまくいか皮肉な結果になったりするのも好きだ。こういうアイロニーというか、破滅運命を避けようとして逆にドツボにハマるのは、ギリシア神話シェイクスピアマクベス」なんかでも見られ、好物だ。

昨今の情勢からロシア文学が好きだとは言いづらいのだが、自分はまちがいなくロシア文学に命を救われている。ドストエフスキーの、激重感情で身が今にもはち切れそうな人々や、自分狂気を強烈な理性で押さえつけてはいものの今にもバランスを崩してしまいそうな人々の存在が、自分のことを受け入れることのできなかった二十代の自分を救ってくれていた。世界平和が訪れたら、サンクトペテルブルク流れる白夜のネヴァ川沿いを歩いてみたい。……とここまで書いて気づいたのだが、ブルガーコフキー出身ゴーゴリと同じくウクライナ文学に分類されるじゃないか! 知識が古いままだとうかつなことが言えない。

1-06「暗夜/戦争の悲しみ」残雪 近藤直子訳/バオ・ニン 井川一久訳★★★/★★

残雪「暗夜」カフカが好きな僕は楽しんだ。基本的に何かが欠落したよくわからない世界で、よくわからない理由翻弄される人間の話が好きだ。これは偏見だが、共産圏映画を含めてこういう不条理作品がひたすらうまい現実が同じくらい不条理からかもしれない。それが理由で、共産主義時代東欧文学映画にハマった時期がある。当時は自分の周りのあらゆることが不条理に感じられていたのだ。とはいえカフカのところでも述べるが、これだけ人が苦しんだということは胸が痛い。当時の僕は自分の悩みと痛みのことしか考えられず、不条理ものを求めて東欧に接近していたのである

バオ・ニン「戦争の悲しみ」はよくわからなかった。これを読んだのが二十歳を迎えるかどうかの頃で、戦争で傷ついた女性がなぜ相手かまわず性交渉を行うようになるかが作品から読み取れなかった。ただ、自分文学から女性の性について学ぼうとし始めた遠因かもしれない。なんで文学から学ぶんだよというツッコミはしないでほしい。他に学ぶルートが無かった。だから偏ったサンプルばかりで、ある程度バランスの取れた、ハッピーな性生活を送っている人はどうなのかが全然からない。だって極端な人じゃないとフィクションにするのって難しいからね。

続く。

2024-12-30

2024年もっと伸びてほしかった増田

今年は増田をよく見ていました。調味料タイミー、短歌や110年前の投書、UOの思い出やジークアクスの妄想増田がとても勉強になりました。

増田推してたバンドももっと売れるといいなと思ってます

音楽

トラバの「包み込むように」もいい曲だった。

音楽大好きなので。

映画

時間あるときにいっぱい見ておきたい。

漫画ラノベ

これより前に投稿されていた増田が伸びてほしかった。以前増田で読んだことあるのに、何も指摘されないままこの増田ブクマけが伸びていった。

熱量を持つことがインターネットにおいて最強だと思う。

NANA読んでます

疑問

対話

どうなりましたか?うまくいってればいいな。

その他

今まさにこんな感じなので。

知見

ヨーヨーブーム狭間世代なので勉強になった。

一年ありがとうございました。よいお年を

2024-12-29

ことわざの「来年の話をすると鬼が笑う」って、「風が吹くと桶屋が儲かる」と取り換えてもいいかもしれない。

2024-12-27

ことわざの一部をうんこにしても成り立つ

犬も歩けばうんこに当たる

頭隠してうんこ隠さず

馬のうんこにも念仏

鬼にうんこ

うんこの川流れ

かわいいうんこには旅をさせよ

うんこは金なり

からうんこ

能ある鷹はうんこを隠す

花よりうんこ

焼けうんこに水

病はうんこから

溺れるものうんこもつかむ

うんこ食う虫も好き好き

うんこの背比べ(かわいいね)

濡れ手にうんこ

三度目のうんこ

住めばうんこ

2024-12-20

anond:20241219125708

意欲が衰えるというより、意欲が持続しない感じだ。

体力が足りないのと、時間をかけたくないってのも関わるけれど。

受験勉強で一日12時間勉強するとか、若人の特権で、歳を取ると、同じ事をやり続けるには体力が足りないし、時間も足りない。

100点満点を取りに行くのも同じく、歳を取ると、及第点を取れれば良いという考えへと変わる。

怠けているわけではなく、体力と経験から、100点を目指さない(目指せない)だけなのだ

鉄は熱いうちに打てということわざがあるが、意欲のある内にやれという言葉でもあるし、若い内にしかできないこともあるという言葉だ。

2024-12-11

anond:20241210234935

弥勒ってなんやねん弥勒菩薩かよ

弥助は黒人だけど黒人普通にいたは嘘だし勇敢な侍には黒人の血が必要なんてことわざはないだろ

2024-12-05

松本一人がいなくなっても問題なかったじゃないか

松本一人がいなくなっても問題なかったじゃないか

こういうこと言う人間って、松本一人が嫌いだから悪口言ってるだけ。

例えば宮崎駿がいなくてもアニメ業界は続くし、大谷がいなくても野球業界は続く。

からって彼らの価値がないわけがないし、ましてや「いなくても問題なかった」なんてことわざわざ言わないでしょ。

人間存在価値を、業界が存続するかどうかで評価すること自体が間違っているということ。

こんな本来言うまでもないことをわざわざ説明しなきゃいけないことが情けないよ。

2024-12-02

anond:20241201194012

ちょっと違うけど、大学院出て就職するってなって、もう30代なのに金ないか母親スーツ買いに行って、女の店員から 「お母さまと一緒に買いに来られるのは珍しいですね」 みたいなことを言われたことを思い出した。すげー恥ずかしかったし、何でそんなことわざわざ言うんだと思った覚えがある。

結局そこでは買わなくてAOKIに行ったら、そこの店長配慮に満ちた接客をしてくれて嬉しかった。以来ずっとそこの店長からしかスーツは買わないし、今後もそうすると思う。

元増田店員も、気になったことは言わずにいられないみたいな性向の人なんだろうな。

2024-12-01

anond:20241201144041

岸田首相

速く行きたいなら一人で、遠くへ行きたいならチームで、

アフリカことわざとか言ってたように、

0→1は一人で、

1→100はチームで

やらないとうまくいかないよ?

2024-11-27

anond:20241127173922

そのことわざ現代に即して考えると、勝利条件がなにかによるわ、って注釈がついちゃう感じする。

 

平和に暮らすなら無名のが有利だしなあ。

2024-11-17

泣きっ面にハチ

犬のハチがいなくなった。

ふと目を離した隙に姿が見えなくなってしまった。

リードが外れてしまったのか、どこかへ走って行ったのか、とにかく姿が見えない。

ハチハチ!」

慌てて名前を呼びながら近所を探し回ったが、どこにもいない。

普段ちょっと呼べばすぐに戻ってくるハチなのに、今日はどれだけ呼んでも反応がない。

頭の中で嫌な想像ばかりが膨らむ。車にひかれたんじゃないか迷子になったんじゃないか……。

夕方になっても見つからず、日が沈むとあたりはすっかり暗くなった。

心細さと不安がどっと押し寄せてきて、家に帰ると自然と涙があふれた。

ハチ、どこ行っちゃったの……」

声を出して泣くなんていつぶりだろう。悔しいやら寂しいやらで、気持ちはぐちゃぐちゃだ。

膝を抱えてしゃがみ込み、わんわんと声を上げて泣いていると、ふと、頬に何か湿ったものが触れた。

「え?」

びっくりして顔を上げると、そこには――ハチがいた!

ハチ!」

わず声を上げて抱きついた。ハチはいものように尻尾ぶんぶん振って、まるで「ただいま!」と言うように私の顔をペロペロと舐めてきた。

「どこ行ってたのよ!心配したんだから!」

怒るどころか、嬉しさで涙が止まらない。ずっと胸に溜まっていた悲しみが嘘みたいに消えていって、ただただ幸せ気持ちに包まれた。

こういった由来から「泣きっ面にハチ」とは、悲しい時に訪れる幸福意味することわざになったのである

anond:20241117074026

多くの人はそう思ってるだろ

その上でいろんなメリットデメリットを秤にかけてるんだよ

こんなことわざわざドヤ顔で書いてる議員がいるってことの方が不安になるわ

2024-11-14

敵の敵は味方』みたいなことわざ種類多すぎ

昨日の敵は今日の友

2024-11-09

anond:20241109133405

バカ自覚している貴方に「隗より始めよ」という言葉を教えてあげたい

人に言うならまず自分から実行するべきという意味故事成語なんだ(故事成語というのは一種ことわざのようなものね)

からまず貴方自分自身を間引くべきか真剣に考えてみてほしい

2024-11-05

anond:20241105172054

弱男さんは精一杯の強がりでそういうことわざわざ言っちゃうねん、自分が女から好かれてないのに自分の方は女を求めてるという事実に耐えられんから

まあお前の言う通り、嫌だけど性欲は感じちゃう♡なんて自分から言ってること自体まりにもプライドがないのは事実やが…

2024-10-26

ことわざクイズで、昔取ったきね

写真って回答はなるほどと思った

2024-10-18

お尻で飛んでオチをつけるドラえもん

25年くらい前の小学◯年生だかコロコロだかの付録で、ドラえもんことわざ辞典がついてきたんだ。4コマ漫画ことわざを紹介していく形式だったと思うんだけど、のび太がアホなことを言うとドラえもんがお尻を向けて吹っ飛ぶコマがいくつもあってさ。足を閉じたケツだけ星人みたいなのをイメージしてもらえるといい。ことわざの内容よりもその絵が頭に焼き付いているんだよね。

作画先生の癖だったのかな。誰が描いていたのか知りたいし、もう一度あのお尻を見たいんだけど、調べてもうろ覚え過ぎて出てこなかったので有識者情報求む。

追記

すっきり〜!方倉先生か!ありがとう!!!

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