――筆者のジュディア・パール氏はカリフォルニア大学ロサンゼルス校のコンピューターサイエンス教授で2011年にチューリング賞を受賞、ダナ・マッケンジー氏は数学者(2人は「The Book of Why: The Science of Cause and Effect」を共著)
――筆者のジュディア・パール氏はカリフォルニア大学ロサンゼルス校のコンピューターサイエンス教授で2011年にチューリング賞を受賞、ダナ・マッケンジー氏は数学者(2人は「The Book of Why: The Science of Cause and Effect」を共著)
How the science of persuasion could change the politics of climate change 気候変動対策には 新テクノロジー開発より 「説得の技術」が必要だ 米国における気候変動の問題は、すでに科学から乖離して政治的対立となっている。懐疑論を打ち破り、有効な政策に結び付けるには、「説得の技術」が鍵になるかもしれない。 by James Temple2018.05.21 56 12 3 1 ジェリー・テイラーは、自分なら保守的な気候変動懐疑論者の考えを変えられると思っている。何しろテイラー自身が多くの人に懐疑論を吹き込んできたのだから。 テイラーはかつて、気候変動を否定する研究者であった。ワシントンD.C.に本拠を置くシンクタンク、ケイトー研究所(Cato Institute)で何年にもわたって、気候変動に関する研究、規制、国際条約など
人類以前に別の知的生命体が地球上に存在し、工業化社会を作り上げていたかもしれないと想像することは興味深い。2人の科学者は、人類の工業化社会が遠い将来、地球上にどのような痕跡を残し得るかを研究することで、この問いに答えようとしている。 by Emerging Technology from the arXiv2018.05.15 240 337 20 0 サイルリアン(Silurian)は、イギリスのカルトSFテレビドラマ「ドクター・フー(Dr. Who)」に登場するトカゲに似た外観の知的生命体のことだ。今から約4億5000万年前、人間が進化するよりはるか昔に工業化を成し遂げていた。 もちろん、サイルリアンは架空の生物だ。だが、有史以前に文明を持つ生物が存在したという説を聞くと好奇心が刺激され、色々と面白い疑問が湧いてくる。とりわけ興味深いのは、「はるか昔に工業文明が存在していたとすると、ど
グーグルの試験的インキュベーターが、政治活動に対し無料のサイバーセキュリティ保護を提供する予定だ。 希望者はプロジェクト・シールド(Project Shield)に申し込む。プロジェクト・シールドは、グーグルの親会社アルファベット(Alphabet)傘下のインキュベーターであるジグソー(Jigsaw)が開発したプログラムだ。 プロジェクト・シールドは、偽のトラフィックでWebサイトに過剰な負荷をかける分散型サービス拒否攻撃(DDoS)からWebサイトを保護する。トラフィックに悪意があるか無いかを迅速に精査し、疑わしいトラフィックをすべて拒絶する仕組みだ。すでに2年以上、ジグソーはこのサービスを、ジャーナリストや小規模な出版社、人権団体に提供している。現在、 約700のWebサイトの保護にサービスが利用されている。 プロジェクト・シールドにより、選挙に対する干渉が軽減され、すべての候補者情報
インドがようやく、国を挙げての人工知能(AI)構想を発表した。だが、数々のAI先進国が、自分達の縄張りに新たな競争相手が強引に割り込むのを許すことはまずないだろう。 インド政府が設置した特別委員会は、AIに関する報告書を発表した。同報告書によると、国の投資を促進すること、および製造業、保健医療、農業、教育、公益事業におけるAIテクノロジーの適用に重点を置くことを求めるという。 インドは、今後数年以内にGDP(国内総生産)で世界3位の経済国となるべく順調に歩みを進めている。だが、自国のAI革命を促すのは困難かもしれない。インドはAIの生命線であるテクノロジー、優秀な研究能力、投資、決定的な要素であるデータなどの点で、中国や欧米との遅れを取り戻そうと躍起になっている。 AI分野ですでに優位に立つ国々は、自国の優位性を増すために、AIテクノロジーを輸出し、開発途上国のユーザーから得たデータを活用
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