2月1日、過激派組織「イスラム国」に拘束されているヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉の安否が懸念される中、同国では一部の国内世論がアブドラ国王にも矛先を向け始めた。アブドラ国王の写真を車につける男性。アンマンで30日撮影(2015年 ロイター/Muhammad Hamed) [アンマン 1日 ロイター] - 過激派組織「イスラム国」に拘束されているヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉の安否が懸念される中、同国では一部の国内世論がアブドラ国王にも矛先を向け始めた。ヨルダンはシリア国内で過激派掃討を進める米国主導の有志連合に参加しており、今後の事態の展開次第では、その役割をめぐり国王への国民の不満がさらに拡大するリスクも高まっている。