衆院選で与党大敗、だが野党の政権奪取も見通せない。混迷する日本政治をどう見るか。集団によって追い詰められた個人を出発点とし、ギリシャ・ローマ以来の政治や法がよって立つ基盤を根底から論じてきた歴史学者…
現代企画室編集長・太田昌国の発言のページです。世界と日本の、社会・政治・文化・思想・文学の状況についてのそのときどきの発言が逐一記録されます。「20~21」とは、世紀の変わり目を表わしています。 「9・17」日朝首脳会談以降のおよそ11ヵ月間、北朝鮮‐日本問題を集中的に考え続けながら何度も思ったのは、私たちの多くが1970年代から80年代にかけて ほぼ共通してもっていたひとつの性向について、であった。 それは、朝鮮半島南半部(韓国)軍事独裁体制およびその下での民主化闘争に対する熱烈な関心と、北半部(朝鮮民主主義人民共和国)世襲独裁体制およびその支配下の声なき民衆に対する徹底した無関心とが共存していたという事実について、である。 それがなぜであったかは、自分たちの主体に即して検証すべきことではあるが、今回は、韓国に対する私たちの関心を高めるに大きな影響があった「T・K生」が遺した記録のことに
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