文部科学省の前川喜平前事務次官(62)が、25日発売の「朝日新聞」や「週刊文春」のインタビューに応じた。安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」(岡山市)が、国家戦略特区に獣医学部を新設する計画をめぐる「文書」について、「本物」「行政がゆがめられた」と語った。菅義偉官房長官はこれを完全否定し、激怒した。今後、官邸と前川氏側は全面戦争に突入しそうだ。こうしたなか、東京・歌舞伎町での「管理売春」(売春防止法違反容疑)を内偵していた捜査当局が、前川氏らによる「出会い系バー」(連れ出しバー)での動向を確認していたことが分かった。 「内閣府と文科省に確認したが、『文書に書かれた事実はない』『総理からも指示はない』との説明だ。私について書かれた部分もあったが、説明を受けた覚えはない。国家戦略特区は、規制の岩盤にドリルで風穴を開ける制度だ。行政がゆがめられたことはない」 菅氏は25日午前の
ワシントン(CNN) 米海軍は27日までに、中国のJ10戦闘機2機が南シナ海近くの国際空域で活動していた米哨戒機の進路を妨害したと発表した。安全性に欠ける機動だったとしている。 今回の件が起きたのは24日。米中軍用機の異常接近は先週17日にもあった。 米当局者がCNNに明かしたところによれば、中国の戦闘機のうち1機は米海軍のP3哨戒機の前方200ヤード(約180メートル)の位置を飛行し、複数回にわたり旋回したという。一連の機動により米海軍機の飛行能力が制限されたことから、安全性に欠ける動きとみなされた。 米海軍のゲーリー・ロス司令官は、中国機の行動は「安全性に欠けプロらしからぬもの」だったと確認した。ただ、米国は引き続き今回の件の事実関係を調査しているとし、適切なルートを通じ中国政府に懸念を伝える方針を明らかした。 ロス氏はまた声明で、「米軍は南シナ海を含むアジア太平洋地域で日常的に活動し
(CNN) 過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦に関与する英空軍当局は27日までに、任務遂行に用いる爆弾の表面に「マンチェスターより愛を込めて」との文句が大文字で描かれていることを確認した。 この爆弾の写真がソーシャルメディア上に流れているという。英マンチェスターで最近発生した自爆テロ事件への報復を表現した行為と受け止められている。事件ではISISの関与が疑われている。 文字が記された日時や実際に空爆に使用されたのかは不明。英空軍の報道担当者はCNNに、「写真は本物」と電子メールの返答で明かした。 英空軍はイラクやシリアでISIS拠点への空爆に参加している。 爆弾の表面などにメッセージを書き込む事例は世界各国の空軍要員の間で以前にもあった。中東ヨルダンでは2015年2月、ISIS標的のシリア空爆に従事する同国空軍が「イスラムはあなたたちの行動と何の関係もない」との字句
カイロ(CNN) エジプト中部ミニヤ県で26日、キリスト教の一派コプト教の信者を乗せたバスが武装集団に銃撃され、少なくとも28人が死亡、23人が負傷した。当局者らはテロ攻撃との見方を示している。 エジプト内務省がCNNに明かしたところによると、軍服を着用しマスクで顔を覆った襲撃犯10人が、四輪駆動車3台からバスの乗客に発砲した。一行はミニヤ市の北西約100キロの地点にある修道院に向かう途中だったという。犯行グループは特定されていない。 ミニヤ県知事はエジプトの衛星放送局ONTVに、負傷者の一部は重体だと言及。死傷者の中には子どもも含まれていると明かした。 国営ナイルTVによれば、エジプトのシーシ大統領は、テロリストの拠点に対し事件の数時間後に空爆を行ったと発表した。空爆の正確な場所は不明だが、ナイルTVは、シナイ半島やリビアとの国境地帯に潜むテロリストが標的になったと伝えた。 トランプ米大
米首都ワシントンにあるロシア大使館(2016年12月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/Brendan Smialowski 【5月27日 AFP】ロシアが国連(UN)と北大西洋条約機構(NATO)に加え、少なくとも39か国の何百もの個人や団体を標的にしたサイバースパイ・偽情報活動を行っていたことが分かったと専門家グループが25日、明らかにした。 カナダ・トロント大学(University of Toronto)のコンピューター・セキュリティー専門家グループ「シチズンラボ(Citizen Lab)」の主任研究員ロナルド・デイバート(Ronald Deibert)氏によると、同グループの研究により「政府、産業界、軍、市民社会の何百もの標的に対する大規模なサイバースパイ・偽情報活動」の存在が明らかになったという。 この調査結果は、2016年の米大統領選におけるヒラリー・クリントン(Hilla
◇ 本日、私は大臣から辞職を承認する辞令を頂戴しました。 文部科学省の皆さんが元気いっぱい仕事に打ち込めるようリードすべき立場の私が、このような形で退職することは、誠に残念であり申し訳なく思っています。 国家公務員法が定める再就職規制を遵守(じゅんしゅ)できなかったことは事実であり、文部科学省として深く反省し、しっかりと再発防止措置をとる必要があります。 私を反面教師として、二度とこのようなことが起こらないよう、職員の皆さんは遵法意識を徹底し国民の信頼回復に努めてください。 しかし皆さん、動揺したり意気消沈したりしている暇はありません。 一日たりともおろそかにできない大事な仕事があるからです。 文部科学省の任務は極めて重要です。私が考える文部科学省の任務とは、教育・文化・スポーツ・科学技術・学術の振興を通じて、誰もが明るく楽しくしあわせに人生を全うできる社会をつくること、未知なるものに挑戦
ほつれた髪をピンでまとめ、メイクも禁じられた手錠姿の前大統領。5月23日、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の初公判が開かれ、裁判所は法廷での撮影をメディアに許可した。 人生で最も屈辱的ともいえる場面で、朴槿恵は眉一つ動かさず無表情を保ち続けていた。 かつての権力者の無残な失墜がさらされたこの日、彼女に代わって大統領の座についた文在寅(ムン・ジェイン)新大統領は、故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の8周忌の行事に参加し、演壇に立っていた。 盧武鉉の秘書室長として支えた文在寅は弁護士時代からの盟友でもある。盧武鉉は大統領退任後の2009年に、家族の不正金疑惑の捜査を受け自殺した。 盧武鉉の弁護人でもあった文在寅は追悼の辞で「自らが国民から過分な称賛を得ている」と言及した。 文在寅が「称賛」されるのは、現在、韓国の政界が「ハネムーン期間」だからだ。新政権発足後、3ヵ月ほどはメディアや野党も批判を自重す
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は5月21日16時59分ごろ(日本時間)、同国の北倉(プクチャン)付近から、1発の弾道ミサイルを発射した。ミサイルは高度約560kmに達したのち、発射地点から約500km離れた、日本の排他的経済水域(EEZ)の外の日本海に落下した。 米軍や韓国軍などはその後、今回発射されたのは、今年2月にも発射された、新型の準中距離弾道ミサイル「北極星2」型(KN-15)であったとの分析結果を発表した。 そして翌22日の朝、北朝鮮は国営メディアを通じて、これが北極星2型の発射試験であったと発表。この発射は実戦配備に向けた最終的な試験が目的であったとし、発射試験を視察、指揮したキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は「百点満点だ」と述べ、北極星2型の量産開始と、部隊への実戦配備を承認した、と伝えている。 もし北朝鮮が、これから北極星2型の量産と実戦配備を実際に進めることに
獣医学部計画で16年秋に働きかけられたと省内に伝える 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人加計(かけ)学園(岡山市)が国家戦略特区で獣医学部を新設する計画について、文部科学省の前川喜平前事務次官が在職中の昨年秋、首相補佐官に呼ばれて開学の手続きを急ぐよう働きかけられたと省内に伝えていたことが関係者の話で分かった。開学を巡っては内閣府が文科省に「総理のご意向」と伝えたことを記録したとされる文書の存在が明らかになっているが、同時期に、首相周辺からも同省に迅速な対応を求めていた可能性が浮上した。 関係者によると、前川氏は昨年秋ごろ、官邸の和泉洋人首相補佐官に呼ばれて、特区での獣医学部の新設について協議。文科省は2003年3月に「獣医学部の新設は認めない」との告示を出していたことから新設に慎重な姿勢を示していたことを踏まえ、和泉氏は告示改正の手続きに向けて「(大学を所管する)高等教育局に早く
5月25日、ドイツのメルケル首相(写真)は9月24日の総選挙後に再選を果たしそうだ。「次期メルケル政権」は、連立相手の選択次第で現在とは色合いが異なる可能性がある。写真はベルリンで24日撮影(2017年 ロイター/Fabrizio Bensch) [ロンドン 25日 ロイター BREAKINGVIEWS] - ドイツのメルケル首相は恐らく、9月24日の総選挙後に再選を果たしそうだ。3月のオランダ、4─5月のフランスの場合と違って、ドイツでは反欧州を掲げる政治勢力が政権を獲得する現実的な脅威は存在しない。だが「次期メルケル政権」は、連立相手の選択次第で現在とは色合いが異なる可能性がある。 メルケル氏が率いるキリスト教民主同盟(CDU)は2013年以降、社会民主党(SPD)と中道右派・中道左派の大連立を組んできた。しかし今度の選挙後、メルケル氏は長年政治的な立場が近く、企業寄りの姿勢を取る自由
アメリカ国防総省は、南シナ海の上空を飛行していたアメリカ軍の哨戒機に中国軍の戦闘機2機が異常接近したことを明らかにし、先週も東シナ海で同じような事案が起きていることから、中国側に改めて再発防止を申し入れるとしています。 国防総省は、P3C哨戒機の任務に支障はなかったものの、「戦闘機の行動は危険だった」として、中国側を批判しました。 南シナ海では今週、アメリカ軍が中国側が主権を主張する海域で艦艇を航行させる「航行の自由」作戦を実施しましたが、P3Cはこの作戦には関わっておらず、通常の哨戒任務にあたっていたということです。 先週も東シナ海でアメリカ空軍の大気観測機WC135に中国空軍のスホーイ30戦闘機2機が異常接近する事案が起きていて、国防総省は中国側に懸念を伝え改めて再発防止を申し入れるとしています。
時間の経過と共に、サルマン・アベディ容疑者の実像が浮かび上がってきた。しかし、マンチェスターで生まれた男の子が、いったい具体的にどうやって自爆犯になったのかは、いまだに不明だ。 イスラム教徒コミュニティーの生活相談員はBBCに対して、アベディ容疑者が過激で暴力的な思想の持ち主だと、警察の対テロホットラインに通報したことがあると明らかにした。数年前のことだという。
Construction of China’s next-generation Type 002 aircraft carrier has not yet started, according to sources familiar with the project. Military experts told the South China Morning Post Beijing was still studying how to build the steam-catapult-equipped Type 002 safely and reliably. Recent pictures posted online by military enthusiasts showing some huge ship components at the Dalian shipyard in Li
[ロンドン 26日 ロイター] - 英マンチェスター自爆攻撃事件の詳しい捜査情報を米メディアが報じた件を巡り、ティラーソン米国務長官は26日、米国が情報漏えいの全責任を負うと表明した。 長官は「情報が不適切な形で公表された点について、われわれは当然非難する」と述べた。米英両国の緊密な安全保障関係で、情報漏えい問題を乗り越えることに期待を示した。
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