【2011年6月17日 東京学芸大学天文研究室】 日本天文学会春季年会の記者発表が6月13日に国立天文台・三鷹キャンパスで行われた。3本のうち、筑波大学のブラックホールの合体シミュレーション研究については6月15日ニュース「銀河中心ブラックホールの形成をシミュレーションで解明」でお伝えした通り。本ニュースでは、「はやぶさ」観測と理科の教育現場というそれぞれの視点から「宇宙・科学の未来」を見渡す2つの研究成果について紹介する。 上から下に連なる11個の点が、すばる望遠鏡が2010年6月12日に撮影した「はやぶさ」。約21等級と推定される。クリックで拡大(提供:国立天文台) 光学観測データのみから計算した衝突予測範囲。8時間前にはある程度絞り込めることがわかる。クリックで詳細(提供:記者会見資料より。以下同) 宇宙機からの電波データと光学観測データを組み合わせて計算した衝突予測範囲。今後のサン