バングラデシュの首都ダッカのアパートから運び出される、殺害された同性愛者の権利活動家2人の遺体(2016年4月25日撮影)。(c)AFP/Rehman Asad 【4月26日 AFP】バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)で25日、同性愛者の権利活動家2人が刃物を持った集団に襲われ、殺害された。イスラム教徒が多数を占める同国では、少数派が殺害される事件が相次いでいる。 地元警察当局によると、同市カラバガン(Kalabagan)の7階建てのビル内にある犠牲者の一人の自宅アパートに、少なくとも6人の男が宅配を装って押し入り、2人をなたで切り付けて殺害。さらに1人が負傷した。 民間テレビ局ジャムナTV(Jamuna TV)が目撃者の話として報じたところによると、襲撃犯らは「アラーアクバル(アラビア語で神は偉大なりの意)」と叫び、立ち去る際には空砲を撃って周囲をパニックに陥れたという。 警察は被