チベット:支援者を狙うPCウイルス スパイ目的か 2008年3月25日 IT国際情勢 コメント: トラックバック (1) 南 優人/Infostand チベットで暴動が発生して以来、世界各国のチベット支援組織に、ウイルス付きのメールが大量に送りつけられていることが分かった。ウイルス対策ソフトなどを販売しているフィンランドのF-Secure社が21日(現地時間)、「支援活動をスパイするのが目的とみられる」と警告した。 ある支援組織に届いたメールは、チベットの住民を支持する声明文を装っていた。PDF文書が添付されており、これを開くと「キーロガー」というタイプのウイルスに感染。被害者がキーボードで入力した文章が、すべて犯人側に通知され、つつ抜けになってしまう。 メールは無差別にばらまかれたのではなく、この組織が狙い撃ちされたという。F-Secure社は「活動を監視するのが目的ではないか」とみてい