1月6日からNHKのBS放送で<奇跡の映像 よみがえる 100年前の世界>がはじまる。銀行家で大富豪だったアルベール・カーンが100年前の20世紀初頭に、当時開発されたばかりのカラー写真や映像の技術を使って、世界各地にカメラマンを派遣して集めた映像がパリに残されている。投機で莫大な財産を築いて銀行を設立し、日本の発展を信じてヨーロッパ市場向けの日本国債の発行に着手するなど日本とは縁の深い人で2度ほど来日しているし、パリ郊外のアルベール・カーン美術館は日本庭園も有名であり、日本に造詣が深い。 番組そのものは Wonderful World of Albert Kahn:Vision of the World という題でイギリスBBCが2007年12月から放映しているものである。今となっては消え去った100年前の各地の人々の暮らしや風習が残されている。BBCの放送は、使い方はよくわからないがイ