株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
上着はもういらないようだ。 今週はずーっとこの話を追っている。いろいろな立場からのいろいろな感想がいろいろと面白い。 当事者間の感情的行き違いについては、まっとうな大人はコメントしてもしょうがないと思うようで、ビジネスモデル的なことに目がいってる論調が多い。実際、話を深刻にしている原因はそこにありそうだし。出版社の社員編集者が公私を投げ打って作家に尽くすというビジネスモデルは破綻しつつあり、エージェント機能を強化した方がいいんじゃないか、とたけくまメモ(2008.6.13)で読んだ。似たような論調は多のブログでも見かける。非常に納得すると同時に、違和感がある。 だって原稿をなくすのは会社員としておかしいよ?あと漫画家を激高させているのもおかしい。本件を会社員としてみるならば、その取引先との関係が崩れたら自社商品がなりたたないというような取引先をしくじっているということになるのでは?サンデー
換言すれば、どんなに優れた企業であっても、需要予測や競合企業の動向を100%正しく見通して、完璧な戦略を策定することはできない。したがって、その策定された戦略が環境にうまく適合するかどうかは、現場で戦略を実行する人たちが、「トップで立案された戦略プランと市場環境とのズレ」をうまく修正するいわゆる「擦り合わせ能力」と、「現場と戦略立案部署との戦略のダイナミックな組織的練り直し能力」が必要となる。 こうした組織能力を有していない企業においては、戦略立案者・部署は、戦略をうまく実行できない原因を現場のせいにし、現場は環境に適合しない戦略を立案した責任者・部署のせいにすることになる。 M.ポーターをはじめとする外部環境分析からの視点にせよ、J.バーニーらの(企業)内部資源説(Resource Based View=略称:RBV)からの視点にせよ、戦略プラニングを策定する側からの視点であることに変わ
はてながシリコンバレーから撤退して、京都に戻っていく事がブログ界隈で話題でした。 一連のエントリを読んでいると、「日本って相変わらず、失敗に対して寛容ではないなぁ」と感じるものがとても目に付きました。ある意味、「企業を取り巻く周囲の、失敗に対する寛容さがシリコンバレーと日本の一番の違いではないだろうか?」と感じてしまいます。 別にはてなは、倒産したワケではないし、まして資金繰りに困っているわけでもない。ただ、アメリカの事業のもくろみが上手くいかなかっただけの話。 当然、そこで学んできたモノも多いと思います。 ・日本でやった方が「優位性」がもてるもの ・日本のリソースを使った方が優位なもの ・次のシリコンバレー進出の為に、準備すべきもの 失敗でしか学べないモノも実際にはたくさんあります。想定外の事もたくさん起こるし、理屈では考えられない出来事に出くわすのが現実です。 書物には書いていない、気
業務のシステム化は経営の大きな課題ではあります。私も、業務改革プロジェクトに、何度か携わったことがあります。ただ、その本質的な部分に対する理解に基づいて、業務を改革し、システム化していくというプロジェクトにはあまり出会ったことがありません。 たいていの業務改革、業務改善と称したシステム導入プロジェクトは大きな会議室、プロジェクトルームで始まります。口火を切るのは、経営者や、システム担当役員であったりします。 「わが社は、大きな成長を遂げてきました。その成長スピードに、業務がついてきていないのではないか?という疑問がみなさんにもあるでしょう。現在も当社は成長の途上にあります。今のうちに、しっかりとした業務システムを作り、個人の技量に頼らない業務のあり方と言いますか、人が入れ替わったとしても、業務に支障がないようなシステム作りをやっていきたいと思います。その際に、トップ企業であるA社の業務をベ
グローバル経営の落とし穴と言うべきか――。オムロンの2008年3月期の業績推移を見ると、そんな印象も受ける。 同社が1月30日に発表した2008年3月期第3四半期(2007年4~12月期)連結決算(米国会計基準)では、売上高が前年同期比9.2%増の5577億円、営業利益が同5.5%増の431億円と増収増益を達成した。 また、同日に発表した通期の連結業績予想でも、売上高が前期比7.1%増の7750億円、営業利益が同4.8%増の650億円と6期連続の増収増益を達成し、売上高と営業利益がともに過去最高を更新する見通しだ。 なるほど、この第3四半期決算と通期業績予想を額面通りに受け止めるならば、オムロンの事業は好調を維持しているように見える。そして、表面的には数年来の好決算による企業成長を持続しているとも言えそうだ。 だが、その中身を子細に眺めると、異なる“風景”も見えてくる。 期初計画比で100
Harvard Business Review October 2007 に Amazon の創業者 Jeff Bezos のインタビュー (The Institutional YES) が載っている。Amazon の文化、戦略の生まれる背景を解き明かそうとした良インタビューだった。 かつて梅田望夫さんは「コンピュータ産業のパラダイムシフトを象徴するアマゾンの戦略」という良エントリで「アマゾンがテクノロジー企業に変貌しようとしている」と指摘していたが、このインタビューを読むとそのテクノロジーの取り込みも手段の一つでしかなく、Amazon はあくまで「Amazon の顧客は誰か?その人たちは何を求めているか?」をひたすら考え、忠実に実装していく企業であることが読み取れる。これはいわゆる「ネット企業」「テクノロジー企業」に特異な視点だろうか?むしろ、古典的といってよい王道の視点だろう。 そして
年間140日もの休日。仕事は午後4時45分までで残業禁止。「ホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)」は禁止して現場に権限を大胆委譲。スイッチボックスで圧倒的なシェアを握る未来工業は、「反常識が大手との差別化」と話す創業者の信念で突き進んできた。年間1万件を超える改善提案は社員が「常に考える」を実践する証しだ。 東海道新幹線の岐阜羽島駅から車で数分の地に、全国の中小企業経営者がこぞって訪れる企業がある。電設資材メーカーの未来工業だ。電気スイッチの内側に取り付けられるスイッチボックスでシェア80%を握る。創業者の山田昭男取締役相談役は北海道から沖縄まで講演に引っ張りだこ。社内にハングルで書かれたあいさつ文が張られている。最近は韓国からの見学者も多いからだ。2007年3月期(連絡)は、売上高が前年同期比8.4%増の324億6000万円、営業利益は同24.2%増の47億6400万円を計上。営業利
University Washington で Executive MBA のコースを受けることにした理由の一つは、成功する企業とそうでない企業を分ける要因を私なりにちゃんと理解したかったからである。 Microsoft 時代に Bill Gates の下で働くことにより、業界の流れを読んだり、それに基づいた企業戦略を立てることに関しては、それほど不自由を感じなくなった。しかし、いざ自分で起業をしてみて強く感じたのは、企業戦略を立てることは「初めの一歩」でしかなく、その戦略に基づいてちゃんと利益を生み出す組織を作りあげる方がその何倍も何十倍も難しいということ。 色々と反省する点はあるのだが、あえて一番反省している部分を上げるのであれば、会社のカルチャー作りに十分な注意を払って来なかったこと。戦略に関わる mission statement や vision に関しては常にはっきりと語り続け
このコラムについて 「経営に役立たない会計は意味がない」──。カリスマ経営コンサルタント、宇佐見秀夫の教えを胸に、熱血経理マン、団達也が中堅電子部品メーカー、ジェピーに入社した。ジェピーの経営は、無力な経営者や不透明な会計システムのせいで、問題が山積み。団は経理部員の細谷真理とともに、会計スキルを駆使してジェピーを立て直していく。物語を読み進めながら、会計、財務の実践的な知識やスキルを身につけられる、いまだかつてない経理ドラマ小説。 記事一覧 記事一覧 2008年8月20日 循環取引は、なぜやってはいけないのですか? 今回は物語に出てきた不正取引のうち、循環取引について著者の林總さんにさらに詳しく解説をしていただきます。バブルの崩壊もサブプライム問題も、循環取引がわかればその本質が見えてきます 2008年8月6日 「役に立たない会計に我慢がならなかった」 第1部を終えて――著者、林 總さん
神戸三宮に、343坪の大型書店「ジュンク堂」が開店したのは、1976年の12月24日だった。賃借契約をしたのが7月、工藤恭孝さんが、「キクヤ図書販売」から独立した形になって、株式会社として出発したのが9月。それから6人の社員を集め、模索しつつ、ようやく開店までこぎつけたのである。 「でも、誰も本屋の経験がないものだから、まったく雲をつかむような話でした。なんせ、本棚ってどこでつくるの、という低レベルのところから始めたんですから」 社長みずから、当時のことを、あきれかえった顔で述懐するのである。 棚は、業界の問屋さんが連れてきた棚屋に頼んだ。すべておまかせだったが、平面図がない、といわれて、またあわてた。 社員のひとりに、1級建築士の資格を持つ者がいたが、彼にしても本屋の平面図など扱ったことがない。助けを呼んでようやく平面図らしきものをつくったが、今思うと、単なる思いつきで書いたものだった。
会員機関誌 マネジメントスクエア 8月号 特別対談 サーフィンを軸に活気を見せる 一宮町の魅力と新たな動き 馬淵昌也[一宮町長]×前田栄治[株式会社ちばぎん総合研究所 取締役社長] 特集 ジェトロ千葉に聞く 海外展開を図る企業の力強いサポーター 北川浩伸[独立行政法人日本貿易振興機構 理事] 佐藤 拓[独立行政法人日本貿易振興機構 千葉貿易情報センター 所長] 前田栄治[株式会社ちばぎん総合研究所 取締役社長] CRI special interview ドラムセットメーカーのリーディングカンパニー。 創立75周年のオンラインイベントが大きな反響を呼ぶ パール楽器製造株式会社 企業最前線 株式会社貝電 株式会社誠心堂薬局 会社を強くする!実践経営塾 新分野への挑戦で活路を拓く 新・房総百景 千葉ウシノヒロバ チャレンジャー 大芝優泰[元ラグビー選手/NTTコミュニケーションズシャイニングア
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