▼「この青空に約束を―」のライターは意趣返しが好きらしい。 同じ言葉を逆の状況で言わせて攻守を逆転させるとか。 恩返しも含めて、やられたやり方で返礼するシチュエーションを魅せたいシーンに持ってくる。 状況の再演なら、違う人で同じ状況だけど。 意趣返しなので同じ人だけど、行動の状況が逆転するつーか。 まあ、これは書いてる人の好みのシチュエーションの話だからどうでもいい話だけど、宿命な話(時と人を超えた望む望まぬに関わらない定められた再演、誓いとかも一種か)につなげられるなあ、とかふと思ったので。 ▼全ての創作は信頼関係。 それは、作品が世界の投影であり、読み手の読みの投影であるからに他ならない。 で、その作品が深いと思うのはその作品への信頼だからこそであるワケ。 だから、信頼や信仰がなければ、作者の意趣を読めないからどんな作品も軽薄に見える。もちろんその逆もしかり。だからこ