めずらしいと思うのだが、この店は台北の士林夜市の屋台で見かけた「フライドポテト専門店」である(日本にもフライドポテト専門店はあるらしいが)。芋以外の揚げ物もあるが、おおむねポテトフライで、ファストフードの脇役であったはずのフライドポテトがこんなにバリエーション豊かに主役の座を得ているのである。長いの、丸いの、半月状のもの、それぞれシーズニングも違うのだろうか。確かにフライドポテトは単品で十分に美味しいグローバルスタンダード食品ではある。中国語でフライドポテトは「薯条」。ちなみに「フライドポテト」は日本語。アメリカじゃぁ「フレンチフライ」イギリスじゃぁ「チップスないしポテトチップス」だよね。さて、下の写真は同じく士林夜市の屋台で気になった揚げカステラ風の型焼菓子の店である。人形焼の世界だなぁ。象、ニワトリ、ブタに加えて、拳銃やバイクの形まであって、おもちゃのような楽しいカタチがなにか郷愁を誘