奈良県大和高田市立中学校の男性教諭(30)が、担任を務めるクラスの1年女子生徒(13)の顔を殴り、目の下の骨を折る1週間のけがを負わせていたと同市教委が25日、発表した。 報告を受けた県教委は「厳正に対応する」として、処分を検討している。 市教委によると、教諭は今月18日朝、女子生徒が登校しないため生徒の自宅に電話して登校を促した。しかし、3時間目になっても登校しなかったことから自宅を訪問。「学校へ行こう」と注意したが、生徒が「行かない」と答えたため、顔を平手で4回たたいたうえ、拳で1回殴ったという。 教諭は直後、校長に経緯報告し、「かっとなってたたいてしまった」と説明したという。教諭は2005年度に採用されて以来、同校で勤務。普段からこの生徒を熱心に指導していたといい、「遅刻が多く、生活面を含めた指導をして学校へ連れて戻りたかった。行き過ぎたことをしてしまった」と生徒と保護者に謝罪、19