日本相撲協会は22日、初場所(来年1月8日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査申し込みを締め切り、6人が受検すると発表した。 9月に大嶽部屋に入門したエジプト人のアブデラハム・シャーランさん(19)は、前日に日本語の面接試験で合格し、受検資格を得た。26日の新弟子検査合格は確実で、アフリカ人初の力士が誕生する。興行ビザ取得後の春場所(3月11日初日、大阪府立体育会館)で初土俵を踏む見通し。大嶽親方(元十両大竜)は「まだ雑だけど、もう稽古はガンガンやっている。幕下勢と五分に近いくらい。豚肉は食べられないけど、食事は大丈夫」と話している。しこ名は「砂嵐」や「大砂嵐」が候補に挙がっている。