またです。 作家ら 仮処分申請へ 入試問題集出版「作品無断で使用」 詩人の谷川俊太郎さんら二十六人の詩人、作家が近畿地方の有名中学、高校の受験生向け入試過去問題集(通称・赤本シリーズ)を出版している学習教材出版会社「英俊社」(大阪市東住吉区)に「作品を無断で使用され、著作権を侵害された」として、過去問題集の印刷や出版、販売の差し止めとインターネット上での問題集の送信停止を求める仮処分を五日午後、東京地裁に申し立てることが分かった。 関係者によると書店向けの中学、高校入試の過去問題集の著作権侵害が問われ、訴訟に発展するのは初めてのケース。 同社は、大阪教育大付属池田中といった有名中学校百二十校の学校別入試対策用「赤本シリーズ」などを出版。バックナンバーのネット販売も行っている。 「赤本」では直木賞作家、ねじめ正一さんの「高円寺純情商店街」や本紙「朝の詩」選者の新川和江さんの全詩集から「地球よ