Twitter上に過去の逮捕歴の投稿が表示され続けるのはプライバシー侵害だとして、東北地方の男性が米Twitter社に投稿の削除を求めた訴訟で、最高裁が弁論を5月27日に開くと決めた。男性側の逆転敗訴となった二審東京高裁判決が見直される可能性がある。 Twitter上に過去の逮捕歴の投稿が表示され続けるのはプライバシー侵害だとして、東北地方の男性が米Twitter社に投稿の削除を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(草野耕一裁判長)は4月6日、双方の意見を聞く弁論を5月27日に開くと決めた。削除を命じた一審東京地裁判決を取り消し、男性側の逆転敗訴となった二審東京高裁判決が見直される可能性がある。 男性は2012年、建造物侵入容疑で逮捕され罰金刑を受けた。実名報道された記事を引用したツイートが複数投稿され、就職活動などに支障が出たと訴えた。 インターネット上の犯罪歴の削除を巡っては最高裁が17年、