女子少年院で取材に応じた女性は闇バイトについて「やらなきゃよかった」と後悔を口にした=福岡市東区の筑紫少女苑で2024年11月14日、河慧琳撮影 福岡・天神で出会ったホストにのめり込み、金を稼ごうと応募した先は「闇バイト」だった――。 女子少年院に入院中の女性(19)が事件に巻き込まれて逮捕されるまでを毎日新聞の取材に赤裸々に語った。闇バイトの指示はエスカレートし、恐怖を感じたが「逃げたくても、逃げられなかった」と声を震わせた。 「警固界隈」で中洲のホストに誘われ… 「警固界隈(けごかいわい)」。九州一の繁華街、天神の中心部にある警固公園に夜ごと集まる若者たちの通称。約1年半前に九州の高校を卒業した女性は、福岡市の友人宅で寝泊まりしながら日払いの仕事をしていた。夜に友人と警固公園に足を運ぶと、20歳前後の男性から声をかけられた。ホストだった。誘われるまま、九州最大の歓楽街、福岡・中洲のホス
福岡市西区で4月26日、地蔵に供えられていたポップコーンを盗んだとして53歳の無職の男が逮捕されました。取り調べに対し、男は「お腹が減っていて、お供え物を食べていた」と話しているということです。 警察によりますと、4月26日、福岡市西区にある地蔵尊で地蔵に供えられていたポップコーン(約100円相当)が男に盗まれる被害があり、警察に被害届が出されていました。5月25日午後2時すぎに、再び男が地蔵尊に現れたため、通報を受けた警察官が駆け付け、逮捕しました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、福岡市早良区に住む53歳の無職の男で、取り調べに対し「腹が減ってお供え物を食べていた」と話し、容疑を認めているということです。 この地蔵尊では過去にも供え物が盗まれる被害が相次いでいて、警察が関連についても捜査しています。
17日午後、福岡市東区の大型商業施設で、買い物に来ていた中学生の男子生徒が刃物で切りつけられ、首や手にけがをしました。 32歳の女の容疑者が殺人未遂の疑いで、その場で逮捕され、調べに対し「子どもを殺せば死刑になると思った」などと供述しているということで、警察が詳しいいきさつなどを調べています。 17日午後1時半ごろ福岡市東区の大型商業施設「ゆめタウン博多」で、「中学生が首を切られた」という通報が警察にありました。 警察によりますと、切りつけられたのは家族で買い物に来ていた中学2年生の13歳の男子生徒で、命に別状はないものの首や手にけがをして病院に搬送されました。 福岡県粕屋町の無職、浦田恵美容疑者(32)が現場で取り押さえられ、殺人未遂の疑いで逮捕されました。 警察によりますと調べに対して「男の子とはたまたますれ違った。小学生以下の子どもを殺せば死刑になると思った」などと供述し、容疑を認め
憲法25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」 新型コロナウイルス禍が続き、経済的打撃が長期化したことで、雇用が不安定な非正規労働者にしわ寄せがきている。政府は「自分ができることは自分で」と強調し、今日の生活さえままならない人たちが置き去りにされている。3日は憲法記念日。職を失い、生活困窮に陥る人も増える中、憲法が保障する生存権とどう向き合えばいいのか-。 4月27日正午、NPO法人「美野島めぐみの家」が福岡市博多区の教会で行った炊き出しには106人が訪れた。うち、ホームレスは57人。高齢者が目立つ中、若い男性の姿もあった。 男性(30)は派遣切りに遭い3月下旬にホームレスになった。この日の所持金は42円。カレーライスをおかわりし、笑みがこぼれた。「本当に助かる。支えてくれるのは国ではなく、人のぬくもりだと感じます」 派遣社員として2年半、福岡県内の倉庫で食料品
児童扶養手当の受給を続けるため区役所に提出した「現況届」のコピーを手にする女性=福岡市内で2020年12月10日午後5時17分、青木絵美撮影 福岡市で18歳の長女を育てる女性(54)が昨年8月、低所得のひとり親家庭に支給される月額4万3160円の「児童扶養手当」を突然打ち切られた。20年以上前に別れた元夫が、知らないうちに女性が住むアパートの部屋に住民登録していたからだった。事実婚を疑った市は手当を打ち切り、住民登録後に支給した分の返納も求めている。なぜこんなことが起きたのか。 女性は元夫との間に成人した息子3人、2011年に病死した前夫との間に長女(18)がいる。現在はアルバイトで働く次男(24)と高等専修学校に通う長女の3人で家賃約7万円のアパートに暮らす。弁当店で働いて得る13万円ほどの給料と長女の養育に対する児童扶養手当でやりくりしているが、生活はぎりぎりだ。12年前に今のアパート
抱樸館福岡 福岡市東区の生活困窮者支援施設「抱樸館福岡」で、30代の女性支援員が新型コロナウイルスに感染したことがわかった。30日にPCR検査の結果で確認されたもの。 抱樸館福岡は、社会福祉法人グリーンコープとNPO法人「抱樸」(北九州市)が共同で運営する施設。生活困窮者を受け入れ、生活保護や障害年金などを受給しながら、自立生活できるように支援を行っている。 抱樸館福岡には現在約40人の職員が所属し、50人ちかい入所者の支援を行っている。抱樸館福岡の池田猛館長はデータ・マックスの取材に、「福岡市の許可を得たうえでグリーンコープから発表するので、何も答えられない」と話している。 運営するNPO法人「抱樸」は旧称の「北九州ホームレス支援機構」時代から、困窮者支援を組織化したパイオニアとして全国的に知られている。最近では、指定暴力団・工藤会の本部事務所跡地を取得したことでも話題になっていた。 同
元ホームレスの孤立死、後を絶たず 地域になじめず…国の防止策、十分でない面も 2018/6/29 13:29 [有料会員限定記事]
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