北・朴南基氏がデノミ失敗問責で銃殺、情報筋伝える 【ソウル18日聯合ニュース】北朝鮮の朴南基(パク・ナムギ)前朝鮮労働党計画財政部長が、デノミネーション(通貨呼称単位の変更)失敗の責任を問われ先週、銃殺されたと伝えられた。 複数の対北朝鮮情報筋が18日、聯合ニュースに対し明らかにした。北朝鮮はデノミ失敗で民心が悪化し、金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者に内定したとされる三男ジョンウン氏の後継体制にも悪影響を及ぼしたため、すべての責任を朴前部長に負わせ、反革命分子として、平壌・順安区域の射撃場で処刑したと説明した。 また、朴前部長には「革命隊伍に潜入した大地主の息子で、計画的に国家経済を根こそぎ食いつぶした」という罪名がついたという。情報筋らは、1990年代の飢饉(ききん)と経済困難「苦難の行軍」の当時、徐寛熙(ソ・グァンヒ)朝鮮労働党農業担当秘書が処刑されたのと似た状況だと話した。そ