10代少女に女性ホルモン投与 売春目的、インドで横行2008年6月22日12時1分 印刷 ソーシャルブックマーク 【ムンバイ(インド西部)=小暮哲夫】売春目的の人身売買が横行するインドで、売春を強制する10代の少女たちの体の成熟を早めるため、売春組織が女性ホルモン剤を投与している実態が明らかになった。過剰な投与が心身に与える影響が心配されている。 インドの商都ムンバイ。シャバナさん(18)は3年前、市内の売春宿から地元NGO「レスキュー財団」に救出された。その時、見た目は20代の女性のようだったという。 西部の貧しい労働者の家庭に育った。ごみ収集の仕事をしていた14歳の時、「いい仕事がある」と見知らぬ男に誘われた先が売春宿だった。 7カ月後に救出されるまで「健康のため」と牛乳を与えられ、そこで働く男から一日おきに注射された。「牛乳には薬を溶かしてある」と別の少女たちに知らされた。急に胸が大