印刷 インド版『巨人の星』、「ライジング・スター(仮)」の主人公、スーラジのラフスケッチ (C)講談社/トムス・エンタテインメント 講談社は6日、野球マンガ「巨人の星」をインドの人気スポーツ、クリケットに置き換えたアニメーションにリメークし、今秋から現地テレビ局で放映すると発表した。 タイトルは「ライジング・スター(仮)」。建設ラッシュに沸く巨大都市ムンバイを舞台に、貧しい主人公が努力してクリケットのスター選手になる成功物語。骨格は、かつて日本の少年たちを熱狂させた「巨人の星」(梶原一騎原作)と同じだ。 制作を担当するのはアニメ制作会社のトムス・エンタテインメント。1960〜70年代に日本で放映されたアニメ「巨人の星」を担当した。今回はインドのアニメ大手制作会社と組む。 今年は日印国交樹立60周年。講談社は今後、アニメーションからのコミック本化、キャラクターグッズの商品化などにも取