クラウド市場に遅れてやってきたオラクル。オラクルにとってクラウド参入の意義とは? 他社とどう差別化しようとしているのか? オラクルが昨年10月に電撃的にクラウド参入を発表し、今年の6月から正式にサービスインをしてから約4カ月がたちました。まだクラウド市場におけるオラクルの存在感は大きくありませんが、9月末に開催されたOracle OpenWorldではPaaSとSaaSに加え、IaaSへの参入とプライベートクラウドの提供も発表、クラウドへの本気度を継続的にアピールしています。 すでに多くのクラウドベンダがひしめくクラウド市場において、やや遅れての参入となったオラクルがクラウドに参入する意義はどこにあるのでしょうか。そしてオラクルは他社とどう差別化を図っていくつもりなのでしょうか。 10月30と31日に都内で開催されたイベント「Oracle Days Tokyo 2012」に合わせて来日した