「ようやくスタートラインに立てた」――ソニーのPC事業を引き継いだ新会社「VAIO株式会社」が7月1日に発足した。当面は国内限定で事業を展開。第1弾として同日、「VAIO Pro 11/13」などソニーから引き継いだ2シリーズ3モデルを、通販サイト「ソニーストア」で発売した。 社長に就任した元ソニーの関取高行氏は、「いたずらに価格競争に陥らない」と、高付加価値製品に注力することを示唆。2015年度の販売台数目標は「年間30~35万台」になると述べた。 ソニーの13年4月期のPC販売台数はグローバルで560万台。新会社の販売台数はその5~6%に激減することになる。販路も「ソニーストア」のみに絞り、ソニー時代より規模を大幅に縮小して早期の黒字化を目指す。 人員数はソニー時代の4分の1以下 「早くて変化に強い組織」 VAIO株式会社は、日本産業パートナーズ(JIP)がソニーからPC事業を引き継い
九州大学は2017年度までに全学生に個人所有PCの持ち込みを義務付け、学内のPCルームを全廃する計画だ。その背景と狙いを聞いた。 学生が個人のPCやタブレットで学内システムにアクセスし、いつでもどこでも自分のペースで自由に学習できるようにする――そんな先進的なICT教育に取り組む大学が現れつつある。中でも、国立総合大学としては異例の取り組みでこれを推進しているのが九州大学だ。 同大は2013年度新入生から、学生が個人で所有しているノートPCの学内持ち込みを必須化。2017年度にはこの制度を全学生1万9000人(大学院生含む)まで広げ、学内のPCルームを全廃する計画だ。 今後は個人PCによって“1人1台PC”の体制を確立し、オンライン教材を使った授業やWeb学習システムの活用を進めていくという。取り組みの背景と狙いについて、プロジェクトを主導している九州大の藤村直美教授(工学博士 総長特別補
液晶ディスプレイの低価格化や、USBディスプレイアダプターの普及もあり、数年前に比べるとぐっと導入しやすくなったマルチディスプレイ。デスクトップの表示面積が広がり、複数のウィンドウを並べて表示できることから作業の効率化に大いに貢献する。マルチディスプレイなしでは日々の作業がおぼつかないという人も少なくないだろう。 今回は、そんなマルチディスプレイ環境下での作業効率をアップしてくれるWindows用のフリーソフト7本をまとめて紹介する。マルチディスプレイに関連したソフトには「Multi Monitor Extension」のような統合タイプのユーティリティも多いが、今回は単機能のタイプに絞り、他とは違う特徴を持った機能を中心にお送りする。
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