1995年にサービスが開始され、その安さと通話品質の良さで、根強いファンがいた日本発の簡易携帯電話サービス「PHS」。そのPHSは2018年3月31日で新規受付を終了します(法人向けのテレメーター用プランを除く)。 PHSの中でも大ヒット商品だったのが、2004年に発売された京セラのAH-K3001V、通称「京ぽん」でした。日本初のフルブラウザ搭載ケータイであり、当時は画期的だったパケット定額制にも対応。 「月々4200円程度で、PCサイト閲覧も含めたインターネットが使い放題」という夢のような環境に、熱狂の渦が巻き起こりました。発売後数カ月は品薄が続き、入手困難の状態だったのです。 【参考記事】愛称は「京ぽん」 日本初のOpera搭載ケータイ「AH-K3001V」(懐かしのケータイ) 発売当時は入手困難だった、京ぽんことAH-K3001V このヒットのおかげで、当時既に落ち目と考えられてい
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスの携帯電話各社は、11月1日より「070」から始まる携帯電話番号の利用を開始する。070はこれまでPHS向けに利用されてきたが、携帯電話の普及により「080」と「090」が不足したために追加された。 携帯電話で利用するのは、「070-1~4」か「070-7~9」で始まる番号。11月以降に新規契約する場合や、迷惑電話などを理由に電話番号を変更する場合(改番)に割り振られる。各キャリアとも070/080/090の割り振りは自動で行なうため、ユーザーが070の利用を希望したり、拒否したりはできない(下4ケタを選択する有料サービスは提供)。 なおウィルコムがPHSで利用している「070-5」と「070-6」で始まる番号は継続して利用する。ウィルコムでは、電話番号だけではPHSの無料通話かどうかが確認できなくなるため、発信時の呼び出し音で相
PHSの通信方式を見ると、各フレームにCRCこそついているけど、誤り訂正ビットが全くないみたいです、これで通信本当に大丈夫なんでしょうか、と言うご質問をいただきました。 分かっている人には釈迦に説法で申し訳ないですが、誤り訂正の仕組みを簡単に説明。たとえば送信データが100ビットあったとします。もしこの100ビットだけを送信して、そのうちの1ビットが何かの理由で壊れてしまったとすると、これはもうこのデータに意味はありません。全部破棄です。それを検出するのがCRCの役目。PHSフレームにはこのCRCビットがついています。 さて、100ビット頑張って送ったのにたった1ビット壊れて残り99ビット破棄はさすがにもったいない。ってことで考え出されたのが、送る全ビットに複雑な計算を施して、計算結果のビットを余分なビットとしてつけておく手法。100ビットの送信のために100ビットを余分につけて200ビッ
ウィルコムは3月6日、乾電池で駆動する防災用の法人向けPHS「防災だフォン TWX01NX-DE」を発表した。4月18日に発売する。 防災だフォンは、ネットインデックス製のPHS端末「WX01NX」を乾電池で駆動するようにした端末。普段はほかの災害用品と一緒に備蓄しておき、緊急時の連絡にのみ使うことを想定している。 ひと目で防災用品と分かる製品パッケージには、端末本体とシリコンジャケットのほか、電源の単四乾電池3本が付属。使用時には専用の電池ボックスを取り付け、さらにオレンジのシリコンカバーを装着する。通常のバッテリーや充電機などは付属しない。単四形アルカリ乾電池3本で、350時間の連続待受約と約3.5時間の連続通話が行える。 災害時の一時的な連絡手段――という製品のコンセプトに合わせ、料金プランには専用の「防災だフォン一括販売プラン」を提供する。このプランは、1台3万5800円で端末を購
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