1月上旬に米国ラスベガスで開催された「2015 International CES」。今年もAV評論家・麻倉怜士氏に家電メーカー各社の傾向と分析を詳しく聞いていこう。 ――今年のCESはいかがでしたか? 麻倉氏: 毎年、テレビを中心に見ていますが、テーマがはっきりしている年と、そうではない年があります。例えば2010年は3Dテレビが大きなテーマになりましたが、終わりもハッキリとしていました。2012年はスマートテレビに注目が集まりましたが、スマートテレビ自体の定義もはっきりしない状況でした。今年はAndroid TVやFireFox OSなどの採用が進んだ一方、スマートテレビという言葉自体はまったく聞かなくなりました。そもそも単にスマホから連想したスマートテレビが無理なコンセプトだったのでしょう。 麻倉氏: ここ数年は“4K”が話題の中心で、今年も順調に浸透していることがうかがえました。米
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