エスビー食品は11月30日、タカラトミーとNTTドコモが開発した対話型ロボット 「OHaNAS」(オハナス)を、スーパーマーケットなどの香辛料売り場に順次導入すると発表した。スパイスや料理レシピなどを説明し、集客力の向上につなげるという。 「OHaNAS」は、スマートフォンやタブレット経由で、クラウドプラットフォームと接続。クラウド上のデータを活用し、質問に答えたり、雑談を楽しめる。 事前に78種類の香辛料のデータを登録。「ローレルって何?」といった形で質問すると、「ローレルといえば、煮込み料理に入れると風味がいいよ!」「シチュー、ロールキャベツ、カレー、ミートソースがおすすめナス!」などと回答してくれる。 クックパッドとも連携し、レシピを横のタブレットに表示。スパイス単品の説明にとどまらず、料理に必要な生鮮食品や鮮魚も紹介し、売り場全体の集客力アップにつなげるという。