印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます ドリーム・アーツは7月21日に、年次ユーザーイベントを都内のホテルで開催した。特別講演に、2020年東京五輪の新国立競技場の設計者、隈研吾氏が登壇し、「有機主義」に基づいて設計したエピソードを紹介した。 新国立競技場の設計にあたり、木を使用した温かみのあるもの、しかもできるだけ国産の木を使用することで、日本の山、森林、川、海などの自然の体系を再生させるためのきっかけにしたいと考えたという。 有機主義とは単に有機的な、やわらかい形をしているものではなく、建築物そのもの、またその建築技術が環境全体の一部にならなければならないという。 建物自体が目立つのではなく、周りの環境と自然に融合する――それが有機主義とのこと。例えば、宮城県石巻市の「北