いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。 ■希望と現実の狭間で 五月と言えば、希望に胸を膨らませた新人君たちが現実を直視し出す季節だ。新人君たちに問いたい。どうだ。思ったより現実ってクソだろ。社会には君らの活躍するステージなんてない。欲しけりゃもぎ取るしかない。 一ヶ月も同じ会社にいると気づかないか?会社って、意外と加齢臭がしんどい場所なんだよ。汚物は消毒しておかないと、いつの間にか加齢臭が移るぞ。物理的な臭さってのもあるが、考え方から加齢臭が漂うと精神が年老いる。 SIerに就職した学生さん達は、こういう現実を思い知っていることだろう。会社説明会で聞いた美辞麗句の裏側ってこんなものだ。一流の技術を身に付けて、最先端の技術で世界に通用する自分になる。なんて、青臭い希望なんてくちゃくちゃに踏み潰されたことだろ