業務アプリケーションで作成したデータを持ち出したい、または使いやすい形で出力したいという要望を受けることがあります。別のシステムへの取り込みであれば、CSVのような形式が一般的ですが、営業資料など、使う人がシステム的な知識が無い場合は、WordやPDFといった、専門的な知識無しで多くのPCで表示可能な形式が適しています。今回は、ComponentOne Studio for WPFを用いて、アプリケーションからWordやPDFファイルを取り扱う方法を紹介します。 ComponentOne Studio for WPF 今回紹介するコンポーネント 本記事では以下の3つのコンポーネントを紹介します。 C1Word(Word Library for WPF) グレープシティ社の提供する、Word形式での出力に対応したコンポーネントで、ComponentOne Studio for WPFを導入す