創業1954年。国立の街とともに歩み続ける老舗カフェ 国立駅南口から歩いて3分ほど。大学通りからブランコ通りに入るだけで静かな空気が流れます。開業は1954年5月。以来、ずっと国立の人々に愛され続けているのがロージナ茶房です。 開業時から今日まで変わることなく、学生たちでにぎわい、そのお腹を満たしています。 その一方で、画家でもあった創業者・伊藤接さんの人脈でしょうか、作家、芸術家、音楽家たちが集い交流する社交場・サロンとして、文化の薫りただよう街づくりの一翼を担ってきました。 店名の由来をたずねると、二代目・伊藤丈衛さんは「路地裏にあるから!」とひとこと。 開業時に一橋大学のロシア語の先生によって命名されたのですが、路地裏に語感が似ているロシア語の「ロージナ(故郷・祖国・大地の意)」を思いつかれたのかもしれませんね。 青い扉を開けて入ると、「お好きな席へどうぞ」の声がかかります。120席