「第13回YAMADAこども将棋大会」の開会式にサプライズ出演し、ファンにあいさつする三浦弘行九段=高崎市栄町のヤマダ電機LABI1高崎で2017年1月3日、尾崎修二撮影 コンピューターソフトによる不正疑惑を指摘され、後に「証拠は認められない」とされた将棋の三浦弘行九段(42)=群馬県高崎市出身=が3日、同市内の将棋イベントに出演した。昨年10月に一連の騒動が持ち上がって以来、ファンの前に姿を見せるのは初めて。“サプライズ出演”に、集まった小中学生や保護者から大きな拍手がわいた。 イベントは、日本将棋連盟が主催し、ヤマダ電機(本社・高崎市)が特別協賛する「YAMADAこども将棋大会」。地元出身の三浦九段は毎年出席している。 連盟は不正疑惑が持ち上がったため、「混乱を避けたい」などとして出席をいったん取り消したが、ヤマダ電機が「名誉回復の機会に」と、昨年末に連盟や三浦九段側に掛け合い、急きょ