日本航空(JAL/JL、9201)は、8月10日の鹿児島発羽田行きJL650便(ボーイング767-300ER型機、登録記号JA623J)に乗務予定だった副操縦士から、乗務前のアルコール検査で基準値を超える数値が検出されたと13日に明らかにした。この副操縦士は乗務から外され、代わりのパイロットが乗務して定刻の午後4時10分に出発した。 副操縦士に対しては調査後、厳正に処分するという。 JALでは、6月8日にグループの日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)の羽田発宮古行きNU021便が、乗務予定だった機長から乗務前検査で基準値を超えるアルコール濃度が検出され、交代要員が手配できずに欠航。6月20日にも、JALの釧路発羽田行きJL542便で乗務予定の副操縦士が宿泊先で出勤前に自主検査した際、基準値を超えるアルコール濃度が検出されたが、交代要員が手配できたため運航に影響は出なかった。 乗客乗員
全日本空輸はこの冬の期間限定で、中部国際空港-鹿児島線の最低運賃を現在の八千百円から、五千七百円に約三割値下げすることを決めた。同じ路線に就航している日本航空系の格安航空会社(LCC)、ジェットスター・ジャパンの最低運賃五千六百九十円とほぼ同額になる。中部-鹿児島線は観光、ビジネス利用が多く、値下げで新たな利用客も掘り起こす。 全日空がLCC並みに最低運賃を引き下げるのは、全国で初めて。同社は中部-鹿児島線の最低運賃を昨年十月にも三割ほど引き下げており、異例の再値下げに踏み切る。十月二十六日以降の運航ダイヤとともに二十日に発表する。 全日空の中部-鹿児島線は現在、一日に四往復している。七十五日前までに予約すると大幅な割引が受けられる「旅割75」の制度を使えば、十二月上・中旬、来年一月中・下旬の平日便に限って、運賃を五千七百円にする。LCCのように座席の間隔を狭めることはなく、ドリンクや手荷
霧島市溝辺の鹿児島空港国内線で15日午前9時35分ごろ、1階の手荷物受取所までいったん出た到着客が、忘れ物を取りに行こうと2階搭乗ゲート付近に引き返すトラブルがあり、ナイフなどの危険物が持ち込まれた可能性があるとして、この客と接触した恐れのある搭乗客約500人が保安検査を受け直した。検査待ちの乗客で出発ロビーが一時混雑、出発便6便が最大で56分遅れた。 鹿児島空港事務所によると、引き返した客は、全日空機で大阪・伊丹空港から到着した神戸市在住の会社員男性。搭乗ゲートから自動ドアを通って手荷物受取所まで下りた。その後、航空券を機内に忘れたのに気付き、階段で2階に引き返そうとした。 引き返しを防ぐために設置されたブザーが鳴ったため、航空会社の職員が追いかけたが到着客で混雑しており間に合わなかった。手荷物受取所に通じる2階の自動ドアは、1階側からは進入できないようになっているが、到着客が多く開
全日空がボーイング787の国内線定期便の運航を再開した1日、大阪(伊丹)空港には、鹿児島からの到着便(544便)が安全点検のため約1時間40分遅れた。 降り立った乗客らは一様に疲れた様子。昔の同僚に会いに来たという鹿児島市の主婦、西井上やす子さん(63)は「出発前の待合室で随分待たされた。予定が詰まっていたら大変だった」。 出張帰りの兵庫県芦屋市の会社員、富永健介さん(40)は「整備のための遅延との説明があり、飛行に不安はなかった。帰ってゆっくり休みたい」と話した。 544便の到着が遅れたため、空港の職員らは出発ロビーで待機していた人たちに状況をあわただしく説明。中には不安そうな表情をみせ、「何が起こったのか教えてほしい」と搭乗口などで職員に詳しい説明を求める人もいた。
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