Flash Playerの脆弱性を悪用する不正SWFファイルが出回っているが、「ゼロデイの脆弱性を突いたものではない」とAdobeは強調している。 Flash Playerの脆弱性を突いたエクスプロイトが出回っている問題で、米Adobe Systemsは5月28日に新たな情報を公開し、「このエクスプロイトは既知の脆弱性を突いたもののようだ」と報告した。しかし、セキュリティベンダーからは「最新バージョンのFlashも影響を受けるようだ」という指摘もあり、情報が錯綜している。 この問題では悪質なSWFファイルが出現し、Flash Playerのゼロデイの脆弱性が悪用されているとの情報が流れたが、Adobeはこれを否定。最新版の9.0.124.0は今回のエクスプロイトの影響を受けないはずだと述べている。 US-CERTが27日に公開したアドバイザリーも、この脆弱性はFlash最新バージョンの9.