4日、神戸市東灘区森北町のJR神戸線甲南山手駅で、午前5時17分着の始発普通電車(京都行き)から降りた乗客が、「駅のシャッターが閉まっていて出られない」と約5分後に着いた逆方向の普通電車の車掌に伝えた。JR西日本の総合指令所を経由して電話連絡を受けた当直の駅員(19)が、5時26分ごろにシャッターを開けた。JR西日本神戸支社によると、この間、乗客7人が駅から出られず、11人が中に入れなかった。 同支社によると、当直の駅員は毎朝午前5時にシャッターを開けている。この日は4時10分にいったん起床したが、5時前後に事務室のイスで再び寝てしまったという。