【千葉】いすみ鉄道は28日、全国初の養成コスト自己負担の運転士「自社養成列車乗務員(契約委託乗務員)」訓練生に男性4人が内定したと発表した。5月10日に辞令を交付する。 一般社会人対象に全国公募し、「少年時代の夢をかなえませんか」と呼びかけたところ、2回の説明会に計24人が参加。訓練費700万円を自己負担するという条件にもかかわらず予想以上の関心を集めた。 内定者は40代が3人と50代が1人で、全員が会社員。出身地は千葉、東京、埼玉、広島。志望動機は、「人生の後半で夢の実現にチャレンジしたい」「鉄道を通じて地域社会に貢献したい」などだったという。 採用された人は約2年間の訓練後、契約社員としてパートタイムで乗務する。【吉村建二】