FreeNASは企業での利用に実力を発揮するだけでなく、普通のSOHOユーザーでも十分に活用できる使いやすさも備えている。ここでは、rsyncによるバックアップ用およびFTPサーバとして簡単に使えるNASデバイスを、個人用のLANに追加する方法を紹介する。 FreeNASはネットワーク接続ストレージ(NAS)サーバとして十分な機能を備えた、FreeBSDベースのコンパクトかつ強力なオペレーティングシステムである(偶然だが、SourceForge.netでも今月の注目プロジェクトとして取り上げられている)。わたしのようなLinuxユーザーは各デバイスを表すのに使われるBSD用語に戸惑うかもしれないが、そうした些細な点にさえ気をつければ何の問題もなくインストールして使えるはずだ。FreeNASは企業での利用に実力を発揮するだけでなく、普通のSOHOユーザーでも十分に活用できる使いやすさも備えて
オープンソースのNASサーバであるFreeNASを使えば、PCをネットワーク接続のストレージサーバに変身させることができる。FreeBSDとSamba、それにPHPに基づくFreeNASは、さまざまなソフトウェアRAIDモデルとWebユーザインタフェースをサポートするオペレーティングシステムを備えている。WindowsコンピュータやApple Macintoshのほか、FTP、SSH、およびネットワークファイルシステム(NFS)からのアクセスに対応し、ハードディスクまたはリムーバブルメディア上に置かれるプログラム容量は16MB足らずだ。 FreeNASの利用および導入は自由に行うことができ、費用はかからない。このプロジェクトは、BSDライセンスの下で公開されているオープンソースプロジェクトである。FreeNASは非常に好評で、先月のダウンロード件数は20,000以上にのぼる。 早速、私もF
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