埼玉県教育委員会は19日、県立高校2〜3年の男子生徒10人にわいせつな行為をしたとして、県立川口工業高校の男性教諭(41)を懲戒免職処分とした。 県教委によると、教諭は平成19年5月〜21年4月24日の間、20年度末まで勤務した県東部の県立工業高校の男子生徒10人を補習の合宿などと称して、さいたま市南区の自宅に招待。自宅や日帰り入浴施設で一緒に入浴し、延べ16回にわたり男子生徒の下半身を洗った。自分の下半身を洗わせたこともあったという。 4月に被害に遭った生徒が担任に申し出て発覚したた。被害生徒や保護者は被害届を出さない方針という。県教委に対し、教諭は「男同士の裸の付き合い。父親のような気持ちで洗った」と話しているという。