【ニューデリー時事】パキスタンのメディアによると、北西部の部族地域モーマンド地区で9日発生した自爆テロで、地元当局者は10日、死者が104人、負傷者は120人に達したことを明らかにした。 AFP通信によれば、死者数は昨年10月に北西部ペシャワルで起きた車爆弾テロで125人が死亡して以降、最悪となった。がれきの下にはまだ人々が取り残されており、死者はさらに増える恐れがある。 今回のテロで反政府武装勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」が犯行声明を出した。現場近くにある同地区高官の事務所で事件発生当時、地域住民が集まってタリバン対策を話し合う会議を開いており、TTPはこの会議を狙ったとしている。 【関連ニュース】 ・ 【特集】世界の航空母艦〜米ニミッツ級から中国の空母建造計画まで〜 ・ 【特集】米国海兵隊兵器総覧〜沖縄に配備されているのは?〜 ・ 【特集】陸上自衛隊装備図鑑〜